イギー・ポップも出演! 90年代近未来カルト映画『ハードウェア』が初DVD・BD化

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『マッド・マックス 怒りのデスロード』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が公開を控え、 SFバイオレンスアクションファンがたぎっている今、90年代近未来アクションのカルト作『ハードウェア』の初DVD&初ブルーレイ化が決定しました!

『ハードウェア』は、1990年にイギリス、アメリカなどで公開され大ヒットをとばし、『ターミネーター』を凌ぐSFハイパーアクションの最新作として翌年、日本に上陸。放射能に汚染された荒廃した世界を舞台にした、制作費150万ドルという超低予算映画ながら、あまりもの面白さでまさかまさかの大ヒットとなり、思わぬ収益が原因で製作者たちの間では仲間割れが起こったのだそう。米国人気映画サイト“ONLY GOOD MOVIES BLOG”選出「史上最高のロボット映画ベスト85」の第1位に輝く作品なのです。

監督は南アフリカ出身で当時24才のリチャード・スタンリー。ダリオ・アルジェント作品に影響を受けたというスタンリー は、強烈な色彩設計と網膜を直撃するストロボ・エフェクト、そしてディテールを追求した美術デザインのアヴァンギャルドによって『ターミネーター』に比肩する近未来SFホラーの世界観を確立しています。

そして、本作を語る上で外せないのが音楽。本編では、冒頭から、架空のラジオ局“WARラジオ”のDJアングリー・ボブ役として、イギー・ポップが声の出演。制作前には この役柄を演じると噂が広まっていたセックス・ピストルズのジョン・ライドンは、自身のバンド、パブリック・イメージ・リミテッドの「The Order of Death」(1984年作「This Is What You Want… This Is What You Get」より)が映画本編で使われ、別のかたちで本作に関わることに。

本作を語る上で外せないのが音楽。本編では、冒頭から、架空のラジオ局“WARラジオ”のDJアングリー・ボブ役として、イギー・ポップが声の出演。制作前には この役柄を演じると噂が広まっていたセックス・ピストルズのジョン・ライドンは、自身のバンド、パブリック・イメージ・リミテッドの「The Order of Death」(1984年作「This Is What You Want… This Is What You Get」より)が映画本編で使われ、別のかたちで本作に関わることに。

そしてアイルランドのミュージシャン、シネイド・オコナーが演じる予定 だった役柄をジャック・ダニエルと引き換えに暴走ロックンロールの帝王、モーターヘッドの極悪レミーが強奪(!?)、水上タクシーを運転してキルド・バイ・デスな台詞を披露、カーラジオをつけてモーターヘッドの「Ace of Spades」(1980年作「Ace of Spades」より)をお見舞いしています。ちなみにレミーは台本にあった台詞がくだらないとしてす べてオリジナルな台詞を発言、撮影現場では役柄の小道具として渡された本物の銃をホルスターから抜こうとして手が滑り、銃を海に落として失くすという極悪ぶりを発揮したのだとか。

【『ハードウェア』挿入歌】
「COLD METAL」:イギー・ポップ
「STIGMATE」:ミニストリー
「ACE OF SPADES」:モーターヘッド
「THE ORDER OF DEATH」:パブリック・イメージ・リミテッド

『ハードウェア』サブ㈰ 『ハードウェア』サブ㈫ 『ハードウェア』サブ㈪ 『ハードウェア』メイン

『ハードウェア』ブルーレイ 7月15日発売
¥4,800+税

収録時間:本編約93分
音声:英語 DTS-HD Master Audio(STEREO)
字幕:日本語

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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