Amazonが外部サービスのログインや決済に利用できる『Amazon ログイン&ペイメント』の提供を開始
Amazon.co.jp(以下Amazon)は5月11日、Amazon以外のECサイトでのログインや決済にAmazonアカウントと決済情報を利用できる『Amazon ログイン&ペイメント』の提供を開始。『劇団四季』と『出前館』に導入したことを発表しました。
「Amazonアカウントでログイン」を利用すると、ユーザーは初めて訪れたサイトでもAmazonに登録したメールアドレスとパスワードでログイン後、配送先情報などAmazonに登録したユーザー情報を利用して会員登録が可能になります。発表会では米国で導入済みのECサイト『Cymax』を例に、ログインと新規会員登録が少ないステップで可能になることを実演しました。
「Amazonアカウントでお支払い」を利用すると、ユーザーはAmazonに登録したカード番号と配送先情報を利用して決済が可能になります。カード情報は導入先の外部サービスとは共有せず、Amazonのみで管理されるとのこと。発表会では米国で導入済みのECサイト『Autoplicity』を例に、商品ページから2クリックで購入が完了するデモを披露しました。
『Amazon ログイン&ペイメント』は5月11日から『劇団四季』のチケット購入と『出前館』の決済に利用可能。国内でのサービスはAmazon.co.jpの登録情報と導入先のみに対応し、海外のサービスには対応していません。
海外での導入事例では、商品をカートに入れてから決済が完了するまでの注文成約率が向上したり、新規会員登録の3分の2がAmazonアカウントを利用しているなどの成果が出ているとのこと。ユーザーにとっては会員情報や決済情報を新規登録する手間を省けるので、今後導入が進むことに期待したいですね。
Amazonログイン&ペイメントのご紹介~ユーザー編~(YouTube)
https://youtu.be/r9ASuXXvpTA
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。