神谷浩史が“体作り”宣言!? 吹替を務めた映画『ハンガー・ゲーム』の魅力を語る[オタ女]
前2作が全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。ついに突入する最終章は、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの想像を絶する運命を2部構成で描きます。
『ハンガー・ゲーム』は、日本語吹き替えを水樹奈々さん、神谷浩史さん、中村悠一さんら人気声優が務めていることも話題。オタ女的にも大満足の作品です!
6月5日の公開を前に、主人公カットニスと共に「ハンガーゲーム」を勝ち抜いて行くキャラクター、ピータ・メラークの日本語吹き替えを務めた神谷浩史さんのインタビューが到着。先行独占でご紹介します。
―収録を終えた感想
前作の最後はピータの消息がわからない終わり方をしているので、今回どのように現れるのだろうと思っていたのですが、まさかの登場の仕方でびっくりしました(笑)。
―ピータ目線から見た本作の感想
最悪ですね(笑)。彼にとって良いことが一つも起こらないので、釈然としません。物語は大きく動いているのですが、言ってしまえば彼にはあまり関係なく、ボタン押したら喋る機械みたいになっています(笑)。ですから、今回はピータが可哀想だなと思いながら収録をしていました。
―本作の見どころについて
『ハンガー・ゲーム』というタイトルなのにハンガー・ゲームをしないのは見どころの一つですね(笑)。ハンガー・ゲームはしませんが、1作目2作目をご覧になった方は納得いただける内容になっていると思います。
本作から急に観る人もにとっても、もちろん相当ハードルが高いと思いますけど、話としては成立しているし、アクション映画としても観ることは可能なので、肩肘を張らずに観ていただけると思います。ただやっぱり、戦争の火種がどこにあったか、など、1作目2作目の積み重ねがあってここに至ってますので、是非『ハンガー・ゲーム』『ハンガー・ゲーム2』をご参照の上にご覧いただけると納得いただけると思います。
また、見世物にされていた連中がその枠を飛び超えた時に一体どうなってしまうのかということを描いた話なので、そのテーマにどのように収拾をつけていくのかというところも見どころの一つではないでしょうか。
―ハンガー・ゲームシリーズの魅力とは?
枠の中で生きている人たちがいて、それを俯瞰で見ている人たちがいるけれど、枠の中の人たちがその枠を壊して、俯瞰で見ている人たちをやっつけようという話ですが、まずは組織立ったところが描かれていて、それを壊していこうという明確なビジョンが見えているところが人気なのではないでしょうか。
あとは、何と言ってもカットニスの強さです。彼女が強く魅力的に描かれているというところが、この作品の一番の魅力なんじゃないかなと思います。
―完結編に向けた意気込み
毎回大変ではありますが、今回は特にピータが大変な目に遭っていて、消化不良な感じで終わってしまうので、それが解消されていくといいなと思います。そうなった場合、当然今より労力を使わなければならなし、ポジション的にも大変なのはなんとなくわかっているのですが、ピータが活躍を予感させる終わり方になっていますので、覚悟しておくつもりです。次の公開も決まってますから、自分に何が出来るかわかりませんが、闇雲に体を作ってみるとか(笑)。次に向けてやらなければいけないことが出てくると思いますので、準備をしておきます。
『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』
6月5日 TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』 11月 全国ロードショー
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