夏に向けて体を引き締める! 食べてもOK「脱糖ダイエット」のススメ
夏に向けてボディラインを整えたい、お腹のぽっこりをなくしたいなど、ダイエットを考えている人も多いはず。
ダイエットといえばカロリー制限が良く知られていますが、これが意外と上手くいきません。ストレスが溜まり、せっかく体重が減ったのに食べ過ぎてリバウンドをしてしまうという声もよく聞きます。
そんな中、近年話題になっているのが糖質制限ダイエットです。お米やパン、小麦粉、イモ類などの炭水化物の摂取を避けるという方法で、中年太りに悩まされていたおじさんたちが奇跡のダイエットに成功し、テレビで紹介されたこともありました。
しかし、「糖質制限」よりももっと厳密な、糖質の摂取量を限りなくゼロに近く減らしていく「脱糖ダイエット」を推奨する人がいます。ハタイクリニック院長の西脇俊二さんです。
『3日でやせる! 脱糖ダイエット―「太る」「老ける」から解放される!』(主婦の友社/刊)は、フジテレビ「僕の歩く道」やTBS「ATARU」などの人気ドラマで監修を務めた西脇さんが、“健康で輝いて「きれい」になれる”脱糖ダイエットのやり方を教えてくれる一冊。ここでは、本書からそのポイントをご紹介しましょう。
■ダイエットは食事と運動の両輪で行う
西脇流「脱糖ダイエット」には忘れてはならない3つのルールがあります。
(1)糖質をカットする
(2)筋トレをする
(3)有酸素運動をする
このダイエット法は、糖質をカットした食生活を送りながら、身体の基礎代謝を上げて体脂肪を減らし、痩せやすく、太りにくい、引き締まった体づくりを目標とします。筋トレは週2回、筋肉量を増やす必要があるため、翌日筋肉痛になるくらいの負荷をかけましょう。有酸素運動はウォーキングとジョギングを織り交ぜる形で毎日やるのがベスト。本書ではさらにどのタイミングでどのくらい筋トレと有酸素運動をすべきかを教えてくれるので参考にしてみてください。
■お肉を食べてもOK。でも根菜は控えるべし。
脱糖ダイエットならば、糖質を摂取しなければ、おなかいっぱい食べても大丈夫。もちろんお肉もOKです。また、ダイエットに悪いとされる油については、エクストラヴァージンオリーブオイルが良いといいます。
では、絶対に糖質を摂取してはいけないのでしょうか。西脇さんは「1日に摂取していい糖質は10gまで」といいます。でも、この「10g」という数字、実はかなり過酷。ごはん1膳(150g)の糖質量は55.3gですから、1膳分の5分の1以下になります。
脱糖ダイエットを成功させるためには、主食を炭水化物からお肉や魚に切り替えることが大事。また、野菜は糖質が多く含まれる根菜を避けるようにするといいそうです。
■ソイライスを使ってがっつりと! 「脱糖ダイエット」レシピ
本書の特徴は、「脱糖ダイエット」向けのレシピ集が掲載されていることです。
西脇流ダイエット方法は、まず3日間徹底的に脱糖することが大事。そのためには過酷なメニューをこなさなければいけないのだろう…と思いきや、ソイライスという豆腐を使ったごはん代わりになる食材をメインに、がっつりいける料理もあります。「豆腐ステーキ&豚ヒレカレースープ」や「本格派のキーマカレーライス」「簡単&豪華パエリア」など、美味しそうなメニューが並んでいるので、ぜひ作ってみましょう。
実は西脇さん自身、脱糖ダイエットを実践し、3ヶ月で17キロの減量に成功。体脂肪率も8%まで下がりました。各章の最後にはそんな西脇さんの体験談が書かれたコラムが掲載されています。
年齢を重ねるとともに体型が変わっていくことは仕方のないこと。しかし、いつまでも若々しくいたということは誰もが願うことであるはずです。夏が近づくにつれて、薄着になる機会も多くなっていくでしょう。でも、まだ間に合います。この「脱糖ダイエット」、試してみる価値はあるかもしれませんよ。
(新刊JP編集部)
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