東京都福祉保健局 デング熱について都立公園を中心に調査と予防措置を強化

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東京都福祉保健局は、4月17日にデング熱ウイルスを媒介する蚊がいるか調査を行う公園を現在の19箇所から25箇所に増やすことをホームページ上で公開しました。
新しく調査対象となった公園は、代々木公園、日比谷公園、浜離宮恩賜庭園、戸山公園、上野恩賜公園、駒沢オリンピック公園、光が丘公園、猿江恩賜公園、葛西臨海公園の9箇所となります。

昨年夏、国内では70年ぶりにデング熱の国内感染が認められました。蚊の活動が活発になる時期にさしかかる前に、先手を打ってデング熱を媒介する蚊の駆除を図り、新たな感染を引き起こさないようにするため、今回の調査強化が行われたものと見られます。

20日には、東京都の職員が代々木公園で、自らの呼気に近寄ってきた蚊や、草むらに潜む蚊を捕虫網を使って捕獲しました。また、下水や水たまりに蚊の幼虫であるボウフラがいないか確認を重ねています。

東京都は、デング熱ウイルスを持った蚊が発生していないかを常に確認しながら、ドライアイスを使った蚊を捕まえる罠を各公園に設置。また、雨水がたまる場所や、下水などにボウフラを駆除する薬剤を流して、蚊の活動が収まる11月までモニターする予定を公表しました。2014年にデング熱に感染した患者は、162人にのぼりました。この対応で、今年はデング熱に感染する人がでないことを祈りたいですね。

※写真はイメージ 足成より http://www.ashinari.com/2014/09/08-390365.php

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(執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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