NASA開発プログラムで脳トレ!ウェアラブルメガネ「Narbis」が面白そう
さまざまなウェアラブルデバイスが登場しているが、今回紹介する「Narbis」は、着眼点が面白い。センサーを使って、ニューロフィードバック(脳波を活用した脳トレーニングの一種)で脳をトレーニングし、集中力や記憶力を向上させるという。
・3つのセンサーが脳の活動をモニター
「Narbis」を使うには、ユーザーはBluetooth通信機能付きのアームバンドを腕に巻き付け、メガネをかける。このデバイスには3つのセンサーが搭載されていて、メガネのそれぞれのアームの先端部分と、頭の上に装着する部分に分かれている。これらのセンサー部分には小さいゴールドピンが設置されていて、装着者の肌と接触しており、これが脳の活動をモニターする。
・スマートフォンの専用アプリを用意
ユーザーはスマートフォンで専用のアプリを起動し、Bluetoothでデバイス本体と接続。専用アプリにはNASAが開発したトレーニングプログラムが採用されている。これは元々宇宙飛行士の注意力のレベルを測定し、脳の特定分野のトレーニングをおこなうもの。“集中”“行動”“睡眠”“心の平静”“気分”の5つのトレーニングが用意されている。
・脳の活動に対し、意識が鋭敏に
センサーはユーザーの脳波を計測し、シグナルがメガネに送信される。ユーザーの注意が散漫になると、メガネのレンズ部分が暗くなり、反対に集中が増すと、視界がクリアになる。これによって脳の活動に対する意識がより敏感になり、ユーザーの気づきが強化されるという仕組み。
・30分のトレーニングを週2回
チームとしては、週に2回、30分のトレーニングセッションを実施すること、また10回のトレーニング完了後に結果をチェックすることを推奨している。
・Kickstarterでキャンペーン開催中
現在、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催しており、プレオーダーを受付中。提供開始は12月を予定している。あなたも、最新ウェアラブルで脳トレをして、パフォーマンスの向上に取り組んでみては。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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