新発想!コンセントにUSB ケーブルを直接差し込める「SnapPower」
スマートフォンやタブレット、ウェアラブルガジェットなど、気がつけば身の回りにはUSBケーブルで充電する機器があふれている。
そうした機器を充電するために、USBアダプター&ケーブルをコンセントにさしっぱなしという人もいるのではないだろうか。
そのUSBアダプターを壁のコンセントと一体化させられるコンセントカバー「SnapPower」が登場した。カバーを取り替えるだけと設置も簡単で、しかも既存のプラグ差込口2つを占領しないという点でも便利だ。
・3カ所で電源がとれる
配線などの工事は必要なく、使用しているカバーをドライバーなどで取り外して、SnapPowerをつけるだけで作業は完了する。
ほとんどのコンセントカバーには2つのプラグ差込口があるが、SnapPowerはプラグ差込口はそのままに、その下にUSB アダプターがある。つまり、3カ所で電源がとれるということになる。
SnapPowerのUSB部分は少し盛り上がっているが、アダプターに比べて非常にスリムなので、家具の後ろなどに置いても邪魔にならないのも売りだ。
・内部のネジから電気確保
配線工事などなしにどうやってこの電源3カ所を可能にしているのか、と不思議に思う読者も当然いるかと思う。このマジックのタネは、コンセント内部のネジにある。
北米のコンセントでは、このネジ部分にも電気がきていて、SnapPowerはここから電気をとってUSB口に流すという仕組み。なので、このカバー、残念ながら北米や南米でのみの利用となる。
1つ12〜16ドル前後と求めやすい値段設定となっていることもあってか、資金調達サイトKickstarterでのキャンペーンでは、目標額の15倍近くを集めるほどの人気ぶりだ。
日本では利用できないが、壁のコンセントとUSBアダプターを合体させるという発想は面白い。同じようなものが出て来れば、ニーズはありそうだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。