オープンカーの正しい乗り方とは? カッコイイ車にはカッコよく派手に乗り込んだほうがいいよね?
世の中にはさまざまな取扱説明書、通称トリセツがあふれている。オーディオ機器であれば、どうやれば音楽が流れるか、レコーダーであれば、どうやったら録画できるか。大手自動車メーカーのホンダにも、当然、車のトリセツがある。しかし、今回紹介するのはただのトリセツではない。車への乗り方、通称「ノリセツ」だ。
スポーツカーはカッコイイ。オープンカーなら開放感、爽快感も加わって更にカッコイイ。男性なら少年の頃から憧れるし、女性でもスポーツカーデートを1度でも夢見るものだ。
そんな憧れのスポーツカーへの乗り方はどうあるべきなのだろう。ホンダのスポーツカー『S660』の「ノリセツ」の動画を見てみよう。
スポーツカーを前に走りだす男性。車の手前で勢い良くジャンプ! 華麗に空中で身体を回転させ、“伸身前方宙返り”で乗り込んだ。なるほど、オープンカーであればこんな華麗な乗り込み方もできるのか。
横からであれば、走り高跳びのように“ベリーロール”で跳び乗ることも、“背面跳び”で乗り込むこともできる……のか?
近くに跳び箱を設置しておけば、派手に“開脚旋回乗り”だってできる。
確かに、スポーツカーにはこれくらい派手に乗り込まなくてはいけないのかもしれない。
“16段開脚跳び乗り”なんて、高く跳び上がる見た目の凄さと、すっぽりと乗り込む華麗さが見事。実にマーベラスだ。
やはり、みんなの注目を集めるオープンカーには、これくらいの乗り込み方じゃないとふさわしくないのかも……。それには走り高跳びや跳び箱などの用品も一緒にそろえなければいけないのか。憧れのスポーツカーを乗りこなすのは一筋縄ではいかないぜ。
動画を見てそう感じていたのに、最後に登場した乗り方は“ドアからの乗り”。「オープンカーですが、ドアから乗りましょう」というメッセージ。なんだ、良かった。すごいハードルが高いと思っていたのに、普通でいいんだ。
オープンカーだとテンションが上がって、跳び乗ってしまう人が出てきてしまうかも、という注意喚起だということがわかって一安心。これなら気負わずに乗り込める。
もし、宙返りをして乗り込んでいる人を見かけたら、「正しい乗り方はドアからですよ」とノリセツを教えてあげるといい。ドアから乗るのが一番スマートでカッコイイよね。
S660 ノリセツ (乗り方説明書) | NORI-SETSU (YouTube)
https://youtu.be/3a-IvF2Q2BQ
ノリセツ│GATE660│S660│Honda
http://www.honda.co.jp/S660/gate/norisetsu/
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