涙なしでは見られない! ITの力が送る、母から子への心のエール
春といえば出会い、そして別れの季節。進学や就職など、誰でも一度は誰かとの別れを経験したことがあるはずです。しかし親や友だちといった大切な人と離れ離れになっても、心の距離までは決して遠くはならないもの。そんなことを改めて教えてくれる動画が、先日公開されました。
それが、KDDIが手がけた動画、その名も「SYNC YELL」。これは、この春に上京した3人の若者たちを主人公に、出発時の別れから東京に到着するまでの一部始終を収めたドキュメンタリー動画。それぞれの夢を胸に抱いた彼らが、別れを惜しみながら地元を離れ東京の駅に降り立ちます。
3人がとある場所に設置してある大型ディスプレイに近づくと、なんとそこには故郷の家族や友人の姿が。彼らには内緒のビデオメッセージがサプライズで映し出されるのです。突然のメッセージに思わず笑顔がこぼれたり、目に涙を浮かべる3人。遠く離れたところにいても、心はつながっていることを改めて実感させてくれる動画に仕上がっています。
今回動画で取り入れられた「SYNC YELL」の仕組みは、今話題のiBeaconを活用したもの。iBeaconとは公共・商業施設などを中心に、位置情報を示す信号を無線で発信するシステムで、今回の動画ではこのiBeaconが本人のスマホを感知し、目の前の映像がビデオメールに早変わりしたのです。
KDDIでは、これまでも通信の力で人と人とをつなげるプロジェクトを展開してきました。例えば昨年のクリスマスイブには、遠距離恋愛中のカップルが大型スクリーンを通して、まるでお互いが目の前にいるような感覚でディナーデートを楽しむ「SYNC DINNER」プロジェクトを実施しています。通信の力で、私たちに次はどんな感動を届けてくれるのか、今からとても楽しみです。
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