【東京都中央区】福井県の伝統工芸・ものづくり企業・作家が集結!「NEW FUKUI 2025」開催
福井県のクリエイター集団「NEW FUKUI」が、松屋銀座にて、福井県の伝統工芸、地場産業を中心としたものづくり企業と作家等が集まる企画展「NEW FUKUI 2025」を、2月12日(水)~18日(火)の期間開催する。
「NEW FUKUI」について
「NEW FUKUI」は、越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前焼、鯖江木彫等、福井県の伝統工芸と繊維や眼鏡など地場産業のものづくり企業と作家が集まった異業種のクリエイター集団。「福井のこれからのものづくりを伝える、届ける」とし、各企業が主体性を持ちグループで協業することで、互いに成長することを目的としている。
「NEW FUKUI」は、2019年から松屋銀座で企画展を開催。来場者との交流が次の新しい活動のきっかけとなり、発展することを目指しているという。
今年は13社が出展
第7回目となる「NEW FUKUI 2025」は、昨年より催事スペースを拡張し、「おりふしギフトラウンジ」「遊びのギャラリー1979」の2会場を使用。期間中は作り手が会場に赴き、来場者と直接交流する。
今年は、越前漆器、越前打刃物から新たに2社加わり、鯖江木彫の「鈴木彫刻所」、
エコバッグ製造の「クナプラス」、
印鑑製造販売「小林大伸堂」、
越前箪笥の「小柳タンス店」、
絵画制作を行う・さわだはるか氏、
眼鏡企画販売の「ボストンクラブ」、
越前漆器の「高橋工芸」、
金継ぎ・拭き漆の「うるしの駒や」、
越前焼の「塩越窯」、
越前漆器の「丸廣意匠」、
革小物の「マルイチセーリング」、
越前打刃物の「龍泉刃物」、
越前漆器の「漆琳堂」といった13社が出展。各社の新商品や出展者同士のコラボレーションで生まれた限定商品も各種揃えている。
注目のアイテム
注目は、「うるしの駒や」と「高橋工芸」のコラボ商品。口当たりに革命を起こした「うすくちうるし」だが、昨年、新作カップアンドソーサーが登場。黒染した「駒やブラック」は、鉄媒染を繰り返した深みのある黒と欅の木目のコントラストが美しい商品だ。
そしてお盆は、「高橋工芸」のお盆「TSUM」に、「うるしの駒や」が黒染を施した「NEW FUKUI」限定商品となっている。
また、龍泉刃物の商品「蒼龍鱗(SOURYURIN)」には、切刃の鋼材に「VG10W」を使用。高級刃物鋼VG10にタングステン(W)を加えることで、耐久性・切れ味が向上し、凹凸の鎚目が美しいブレードは、刃と食材の切り離れをよくする効果がある。
鱗模様が浮かび上がるハンドル材質は、ポリウレタンをベースとした特殊な配合の樹脂ハンドルで耐水性に優れており、手に馴染む滑らかな握り心地。牛刀(210mm)とペティ(135mm)の各20本数量限定での販売となっている。
ワークショップも開催
「NEW FUKUI 2025」では、手仕事の実演や「特別室」を使ったワークショップイベントも開催。
2月13日(木)は、「鈴木彫刻所」MIO SUZUKI氏の「丸いスプーン作り」。定員は6名で、参加費は5,500円(税込)だ。
2月14日(金)・15日(土)には、「うるしの駒や」薮下喜行氏による「金継ぎ」を開催。
定員は各回3名で、参加費は3,300円(税込)+修理代。修理代の目安は、3,850円(税込)からで、破損状況によって異なるとのこと。要望に応じて「銀継ぎ」でお直しすることも可能だが、破損状況によっては、ワークショップでの作業体験を断る場合もあるという。
ワークショップの予約は松屋銀座のHPにて、2月4日(火)よりスタートする。
「NEW FUKUI 2025」で、福井県の伝統工芸に触れてみては。
■NEW FUKUI 2025
会期:2月12日(水)~18日(火)
時間:11:00~20:00
※初日12:00開場/16日(日)は19:30まで/17日(月)は18:30まで/最終日17:00閉場
会場:松屋銀座7F 遊びのギャラリー1979、おりふしギフトラウンジ
住所:東京都中央区銀座3丁目6−1
NEW FUKUI:http://newfukui.com
松屋銀座HP:https://www.matsuya.com/ginza/events
(佐藤ゆり)
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