『ヴァンキッシュ』開発者がゲーム容量を間違えて開発「2GBくらい間違えていた」
プレイステーション3とXbox360で発売され人気を博しているサードパーソン・シューティングゲーム『ヴァンキッシュ』(開発:プラチナゲームズ / 発売:セガ)。皆さんのなかには、すでに白熱した戦いを繰り広げている人がいるのではないでしょうか? すでにカリスマ的存在となっているシューティングゲーム『ロストプラネット』や『ギアーズ・オブ・ウォー』にも負けない緊張感あるバトルを楽しめる作品になっています。
そんな『ヴァンキッシュ』ですが、マスターアップの2か月前、当初知られていた容量よりもゲームの全容量が2ギガバイトほど多いことが判明。そのままではディスクに収まらないらしく、真っ青な顔をしたメインプログラマーが「ディスク容量を間違えていた」とプロデューサーの稲葉敦志さんに伝えにきたのだそうです。
これは『GameBusiness.jp』のインタビュー取材で判明したもので、その出来事を「事件」として伝えています。プレイステーション3ならばブルーレイディスクなのでなんとかなりそうですが、Xbox360はDVDですので、2ギガバイトの増量はかなり大きな問題です。
どうやって2ギガバイトもの容量を削ったのでしょうか? 稲葉さんはインタビューでその回避策を語っており、「ええ。ただ、色々な工夫を重ねて何とかディスクに収める事が出来ました。といっても、何かが劣化したということはありません。見た目が変わらない範囲で圧縮率の調整などをかけています」と、ゲームを劣化させることなく解決したと話しています。
この事件を知ったインターネットユーザーたちは「このときの焦りは想像したくないなw」や「ヴァンキッシュは箱のもPS3のも大して変わらん気がしますよ」、「2GBも違うとかやば過ぎだろ、いろんな意味で」、「2Gって圧縮だけで何とかなる物なの?」、「9GB⇒7GBはきついだろ。テクスチャと音声関係圧縮しまくったんだろうな。ムービーがあれば、それも」と書き込みしています。
確かに2ギガバイトの容量を劣化させずに減らすのは至難の業かもしれませんが、そこは技術のプラチナゲームズ。ゲーム性やクオリティを損なうことなく完成させる事ができたようです。『ヴァンキッシュ』は非常に洗練されたシューティングゲームです。体験版もダウンロードできるので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
イラスト原画: まそ先生(2ch全AAイラスト化計画)
■関連記事
中国人が「アイヤー!」とハッキリ言っているのがわかる動画
『Amazon』がPS3『ムーヴ』ゲームソフトを投売り中! なんと半額!
ホリエモン「iPhoneユーザとしてはそろそろ我慢の限界。日本通信のSIMに切り替えよう」
『風の谷のナウシカ』のオームを唐揚げにして食べてみた
小学生にありがちな行動
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。