でんぱ組.incりさちー&ねむきゅんが料理イベントを開催 初めてのレシピ集について直撃!

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でんぱ組.incりさちー&ねむきゅんが料理イベントを開催 初めてのレシピ集について直撃!

 人気アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーである相沢梨紗さんと夢眠ねむさんが、初めてのレシピ集を主婦の友社から刊行した。

 このレシピ集は、秋葉原Dear☆Stage(ディアステージ)で不定期に開催されている大人気料理イベント「りさごはん」と「夢眠軒」を書籍化したもの。
 相沢さんの『RISAGOHAN RECIPE』は、絵本のようなハードカバーの装丁が特徴的な一冊。実際にイベントで提供したメニューをはじめ、お茶会スイーツ、中二病ごはん、禁断の新婚料理まで、見て楽しく食べておいしいレシピ集となっている。さらに、でんぱ組.incメンバーである藤咲彩音さんをゲストに迎えて一緒に料理を作るコーナーも収録されており、充実の内容だ。
 一方、夢眠さんの『夢眠軒の料理』は、定番料理を中心に手軽に作れる実用的なレシピ揃い。『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さんとの対談や、同じくでんぱ組.incメンバーの古川未鈴さんとのチョコレート作りなど、企画も盛りだくさん。ビニールカバー仕様で、台所に置いておくことができるのも魅力の一つだ。

 そして、3月14日にはこの2冊の刊行を記念し、東京都内で料理イベントが開催された。このイベントには、オンライン書店「Honya Club」で購入した読者の中から抽選で選ばれた70名が参加(第一部・第二部合わせて)。まるで調理実習のようなアットホームな雰囲気の中で、料理を楽しむ姿がうかがえた。

 ◇     ◇     ◇

 今回のイベントでは、『夢眠軒の料理』から「牛つくだ煮のおにぎり」(レシピ集p72)、『RISAGOHAN RECIPE』から「サーモンの手まり寿司」(レシピ集p 69)を全員で作り、さらに2人がアイデアを出し合ったという「豚汁」が振る舞われた。また、夢眠さんの実の姉である料理人のMaaさんが助っ人として参加した。

 途中、2人がそれぞれのテーブルをまわって直接指導したり、料理イベントにちなんだこだわりの調味料や食材についてのトークを繰り広げた。特に2人が話題にしていたのが「味噌」。三重県出身の夢眠さんは「伊賀越」という地元の味噌を紹介し、「名古屋と京都の間にあるから、いいとこどりの味噌です」と魅力を語っていた。

 この2冊のレシピ集には、それぞれでんぱ組.incのメンバーを1人ずつゲストに招き、一緒に料理をする企画が収録されているが、相沢さんが藤咲さんと「おとなさまランチ」に挑戦した際、藤咲さんがキーマカレーに入れるカレールウの分量を間違えて大量に投入してしまった“失敗談”を明かし、会場を沸かせていた。

 全員で「いただきます」をした後は、それぞれ自分が握ったおにぎりと2人が考えた豚汁に舌鼓を打った。最後までのんびり、ほっこりとした時間が漂っていたのが印象的なイベントだった。

でんぱ組.incりさちー&ねむきゅんが料理イベントを開催 初めてのレシピ集について直撃!

 今回のイベント第一部の終了後、2人にレシピ集についてのコメントをもらうことができたので、その様子をお届けしよう。

――初めてのレシピ集ですが、どんな本になりましたか?

相沢:『RISAGOHAN RECIPE』は見た目も重視しています。白玉を使うときも丸いものではなくて、猫ちゃんの足跡のような形にするとか、見た目も楽しんでもらって、ごはんを通して一緒に食べる人との話題が増えたりしてもらえればいいなと思ってつくりました。あと、レシピ本なのに妄想ページがあります(笑)。

夢眠:かわいい! 絵本みたい!

相沢:絵本みたいなんです。スイーツアーティストのKUNIKAさんとコラボレーションして手作りのクッキーとかを作ってもらいました。パーティー料理だけじゃなくて、後半では一人暮らしの男の子でも作れるようなレシピも載せているので、それぞれのニーズに合わせて選んで作ってもらえたらと思っています。

夢眠:『夢眠軒の料理』は日常のごはんというか、昔から食べていた料理とかを自分流にアレンジしたレシピがつまっています。自分の好きな料理の本って、ビニールカバーがついているものが多いんですが、この本もキッチンで使うイメージでビニールカバーを付けました。
私とりさちゃんの本の感じが全く違うところが気に入っていて、2人の個性が120%出たのかなと思います。私は普段着っぽいし、りさちゃんは作り込んでいて、それぞれの世界が見えるところがお気に入りです。それと、ゲストに私の本には(古川)未鈴ちゃんで…。

相沢:私の本にはピンキー!ちゃんが…。

夢眠:出ているので、グループのファンの方々も楽しんでいただけると思います。

相沢:ねむきゅんの対談もすごいよね!

夢眠:久住昌之先生とお話をさせていただきました。りさちゃんはかわいいけれど、私はまさに“家”!というか。読み物としても2冊とも楽しいと思います。

――今日はかなりアットホームなイベントだったと思いますが、終えてみていかがですか?

2人:面白かったねー!

相沢:ライブとかで会っているので顔は分かるけれど、一緒にごはんを作ったり、食べたりというのはなかなかない機会なので、みんなの新たな顔が見れたというか、みんなのことを少しでも知れたところが楽しかったです。

夢眠:普段料理をしない方からすると、(料理は)学校の調理実習以来だと思うし、感覚も調理実習に近い感じだったから、みんながドキドキしているのが新鮮でした(笑)。「このシャケを落としたら俺の具はないぞ」というような緊張感とか。私たちも初心に戻ったし、一緒にごはんを作るってなかなかないので新鮮でした。

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――それぞれのレシピ集の中で、特に読者から人気のある料理はなんですか?

相沢:私は「お好み焼き風卵焼き」(レシピ集p73)なんですけど、すごく簡単で残っている材料で作れるので人気がありますね。あとは、スコーン(レシピ集p19)が女の子に人気です。実はちょっと難しかったりもするので、何回も挑戦してもらっている子もいるみたいなんですが、すごく人気がありますね。

夢眠:私はすごく地味なんですが、「春菊のおひたし」(レシピ集p35)が人気です。

相沢:ちょうど旬だよね!

夢眠:みんな、メインディッシュとともにこの「春菊のおひたし」を作っているんです。あと一品というところでちょうど良かったみたいで、私もお気に入りの一品です。
あとは麩キャラメル(レシピ集p36)です(笑)。もう10年くらい作っているのですが、本当に美味しくて作ってメンバーにも配っています。簡単だけれど、焦げないようにちょっとしたコツが必要なので、成功した!という達成感があって嬉しくなりますね。

――どのような方にレシピ集を読んでほしいですか?

夢眠:これから誰かの胃袋をつかみたい方! もう必須じゃないかと思います。でも、男の子も作ることができますし、主婦の方の「あと一品」にも使えると思うので、いろんな方に読んでほしいです。

相沢:私は見た目からレシピ本だと思われないかもしれないけれど、お料理が苦手な女の子に手にとってほしいなと思うし、お母さんと一緒に作ったりしてね。それに、きれいな写真や絵が好きな子もこの本を買ってくれているみたいで、そういう方にもお料理の楽しさが伝わるといいなと思います。いろんな方に見てほしいですね。

夢眠:続編が出したいです!チラッ!

相沢:(笑)せっかく「DEMPA KITCHEN」って作ったからね。

夢眠:「DEMPA KITCHEN」っていうロゴがあるんですよ! だから、ぜひシリーズ化していきたいです。

(了)

レポート/金井元貴(新刊JP編集部)


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