秋葉原のグルメコミックエッセイ『アキバでごはん食べたいな。』と『俺たちのアキバ飯』
かれこれ20年くらい前の某OVAにて「秋葉原は?」「飯屋が少ない」という合言葉が使われていたくらい、かつては秋葉原で食事をするときの選択肢は少なかった。“牛丼専門サンボ”か“九州じゃんがら”のラーメンか、その他めぼしいお店がいくつか……って感じだったように思えるのだが、2015年現在の秋葉原は飲食店も大変に充実している。
昨年12月には、コミックエッセイの『ちょび&姉ちゃんの“アキバでごはん食べたいな。”』(著・ちょび/インプレス刊)と『俺たちのアキバ飯』(著・澤野明/KADOKAWA刊)が発売された。いずれも作者とスタッフが秋葉原のいろいろな飲食店におもむいて食レポートを行っている。
特に、『アキバでごはん食べたいな。』は200ページ超のボリュームでフルカラー、購入特典としてPDFの電子版が無料でダウンロードできるというおまけつきでオススメである。
ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/chobi/[リンク]
は現在もウェブで連載中だが、単行本の描き下ろしではあの“肉の万世”秋葉原本店の最上階で200g2万2900円の極上シャトーブリアンを食べるということをやらかしてくれやがっている。なんともうらやましい次第だ。
読んでいると思わず秋葉原に行っていろいろと食べたくなることうけ合いの両作品。秋葉原によく行かれる方もそうでない方も、一度お読みになってみてはいかがだろう。
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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