次は『ハッピーターンの手』？　手を汚さないユニークなおもちゃ『ポテチの手』『ポップコーンの手』企画者インタビュー

2010/11/23 16:00 shnsk

“指パッチン”のポーズを決めたこの女性は、手を汚さずにポテトチップスを食べられる『ポテチの手』と、ポップコーンを食べられる『ポップコーンの手』を企画したタカラトミー　リカ・ガールズ事業本部ライフグループ　ライフマーケティングチームの根岸さやかさん。おしゃべりする貯金箱『バンクマン』の取材でお邪魔した、そらのさんの『USTREAM』番組『そらの的あさのニュース』にゲスト出演された根岸さんにインタビューしてみました。

『ポテチの手』と『ポップコーンの手』は、お菓子の粉や油で手を汚さずに食べられるマジックハンド状のおもちゃ。本体をつかんでボタンを押すと、フィンガーパーツがお菓子をつまんでくれます。

『ポテチの手』には、ボタンを強く押したり押し切っても、クラッチ機構により適正な強さでつまむことでポテトチップスが壊れない『NBCS（No Broken Clutch System、対象物破損防止クラッチ機構）』、フィンガーパーツの指をこすり合わせて粉を落とす『FECS（Finger Easy Cleaning System、簡易指先クリーニング機構）』を内蔵。

『ポップコーンの手』には、クラッチにより適正な力でつかむ『TGS（Tough Grip System、適正握力補正機構）』。小指を立てて食べたりテーブルに置くスタンドとして利用できる『CSS（Celebrity Stand System、セレブリティースタンド機構）』、“指パッチン”ができる『TUS（Tension Up System、気分向上指パッチン機構）』を内蔵するなど、ふざけた（失礼！）機能が満載となっています。

ガジェ通：第1弾『ポテチの手』が好評のようですね。

根岸：1月に発表後、ネットで話題になりまして、それからテレビなどマスメディアに露出して話題になりました。6月に『しおカラー』『のりしおカラー』『コンソメカラー』の3色で発売したんですが、販売が好調で10月には『ブラックペッパーカラー』『うすしおカラー』の2色が発売されたんです。

購入いただいた方からは、「ジョークグッズだと思ったら意外と使えた」とか、「割れないのでスゴい」という意見をいただいています。クラッチ機構はおもちゃ的には昔から使われている技術なんですが、便利だと反響があってビックリしています。

ガジェ通：どんな方が購入されているのですか？

根岸：当初は30～40代の男性をターゲットにしていたのですが、30代女性にも購入いただいています。男性が55%、女性が45%と、意外に女性の比率が高いんですよ。女性ユーザーからは「爪にカスが入って汚れなくていい」「食べ過ぎなくてダイエットに最適」という意見をいただいています。

ガジェ通：10月に発売された『ポップコーンの手』は、どんな方にオススメなんですか？

根岸：『ポテチの手』はパソコンを使いながらポテトチップスを食べるなど、自分のために使うことを考えていたのですが、『ポップコーンの手』は年末のパーティーなど、大勢人がいるところで使って欲しいですね。ビンゴ大会の景品に面白いものを探している方にもオススメです。

ガジェ通：“指パッチン”を1人でやっても、ねえ……。

根岸：是非2人以上で遊んでもらいたいですね。

ガジェ通：発売後の反響はどうですか？

根岸：意外に海外の方や帰国子女の方に評判がいいんですよ。海外ではポテトチップスよりポップコーンの方がメジャーみたいで。世界に通用するグローバルアイテムですね。

ガジェ通：第3弾の企画はあるんですか？

根岸：番組（そらの的あさのニュース）で、視聴者から『ハッピーターンの手』を出してほしいというコメントがありましたね。『ポップコーンの手』の評判がよければ『キャベツ太郎の手』でも『麦チョコの手』でも出します！　よろしくお願いします！

ガジェ通：ありがとうございました。

『ポップコーンの手』に“指パッチン”機能を企画した根岸さんですが、実は本人は“指パッチン”ができないのだとか。写真は『ポップコーンの手』と一緒に“指パッチン”している体で撮影させていただきました。「“指パッチン”できない人でも“ウエスト・サイド・ストーリー”ができますって書いておいてください！」……『テンションアップシステム』を使わなくても、十分ハイテンションな方でした。