【衝撃グルメ】中毒状態を引き起こして肥満につながる食品ランキングトップ10
肥満研究の世界で「デブの一番の原因!」と言われているのが、食事報酬の問題です。加工食品のように刺激が強いものを食べると、脳内麻薬がドバドバと出過ぎてしまい、必要以上に食欲が高まってしまうって説であります。
・食物依存テストで調査
で、近ごろミシガン大学が行った実験(英文)では、もっとも中毒になりやすい食品をランク付けしておりました。これは、120名の学生を対象に、イエール大学の食物依存テスト(英文PDF)を受けてもらったもので、その結果は以下のとおり。
・中毒になりやすい食品ランキングトップ10
1位 ピザ
2位 チョコレート
3位 ポテトチップス
4位 クッキー
5位 アイスクリーム
6位 フライドポテト
7位 チーズバーガー
8位 炭酸飲料
9位 コーラ
10位 チーズ
・脂肪と精製砂糖の組み合わせがNG
基本的に、高脂肪で血糖値を上げやすい食品がならんでますね。脂肪と精製砂糖の組み合わせがもっとも脳を刺激しやすいってのは昔から言われてきたことでして、その正しさがあらためて確認された感じ。
・加工食品の誘惑に弱い人
また、同時にBMIの数値が高い人ほど加工食品の誘惑に弱いって傾向も出てまして、さもありなんといったところです。同研究では、逆に中毒状態になりにくい食品のトップ10も挙げられております。
・中毒になりにくい食品ランキングトップ10
1位 イチゴ
2位 トウモロコシ(塩とバターは使わない)
3位 サーモン
4位 バナナ
5位 ブロッコリー
6位 玄米
7位 リンゴ
8位 豆類
9位 ニンジン
10位 キュウリ
・糖質の多さはあんまり関係ない
やはり水分と食物繊維が多めで、塩分と脂肪が少ないものが多いですね。一方では糖質の多さはあんまり関係ない感じ。
・ドラッグと同じレベル?
研究者いわく「特定の食品が持つ強い中毒性は、栄養のガイドラインに大きな影響をあたえるだろう。(中略)たんに特定の食品をガマンすればいいという話ではない。たばこ、アルコール、ドラッグと同じレベルの対策が必要かもしれない」とのこと。
そんなわけで、やっぱり加工食品はできるだけ避けるのが吉。いったんハマると抜けだすのは大変そうであります。
執筆: Yu Suzuki http://yuchrszk.blogspot.jp
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