【Interview】アプリで気軽に個別指導!便利な「スマホ家庭教師mana.bo」とは?
「いま聞ける、すぐわかる」をコンセプトに、スマートフォンアプリで家庭教師から個別指導が受けられる教育サービス「スマホ家庭教師mana.bo」。
月額料金は、180分プランで12,475円。オンラインならではのリーズナブルな受講料と、フレキシブルな体制が話題を呼んでいる。
今年の受験ハイシーズンには、CMでおなじみの「受験サプリ」内にて、無料キャンペーンを実施。全国展開の教育サービスとコラボすることで、より多くの受験生に学習する機会を提供した。
運営会社は、2012年に設立されたマナボ。日本の教育の形を、根底から変えるサービスを形成したい、と代表取締役の三橋 克仁(みはし かつひと)氏は語る。話の端々から、未来の教育に向けられた熱い思いが覗える。(写真:左から向かって2人目が三橋氏、1番左がCTOの山下氏、左から3番目、4番目が取締役の廣田氏と川上氏)
スマホで気軽に受講する1対1の個別指導
Q1、まずは、「スマホ家庭教師mana.bo」開設のきっかけと経緯について、お聞かせください。
私は高校3年生に対して数学を教え始めたのをきっかけに、塾や予備校などで約7年間、色々な生徒を指導してきたのですが、自ら学ぶ意欲のある生徒は、わからない問題に突き当たると、電話やメールで尋ねてくることがよくありました。
一方で、難関大学の試験に出てくるような数学などの複雑な問題は、口頭や文章だけではうまく教えることができず、教える側であった自分自身も歯がゆい経験をしました。
こうした実体験から、遠隔でもわかりやすく個別指導できるシステムを開発したい、と思うようになったのです。
Q2、「スマホ家庭教師mana.bo」とは、どんなサービスなのでしょうか?
スマートフォンアプリで難関大学の現役生(チューター)から、1対1の個別指導を気軽に受けられる、中高生向けの教育サービスです。
問題集などでわからない問題を文章入力するか、カメラで撮影して質問投稿すれば、指導可能なチューターが立候補してきます。そこから所属大学等、プロフィールや過去の指導の評価を参考に、希望のチューターを選択して、指導を受けることができます。
指導はチャットと無料通話の他、カメラで写真を添付する画像共有機能、生徒とチューターが共通の画面を見ながら、チューター側からリアルタイムで文字や図形を書き込むことができる、ホワイトボード機能によって展開されます。これら機能の組み合わせにより、チューターが目の前にいるような、わかりやすい授業を展開することが可能です。(中略)
Q3、「受験サプリ」内での無料キャンペーンのような取り組みは、今後も登場するのでしょうか?
すでに、「スマホ家庭教師mana.bo」をBtoCで提供する以前の2014年4月より、ベネッセコーポレーションと提携し、「リアルタイム家庭教師」をリリースしています。こちらについては、今後も一層、力を入れて展開していくつもりです。
その他にも長期的に、予備校や家庭教師サービスへのAPI公開なども視野に入れています。また、社会貢献として、学習環境に課題のある過疎地域の中高生の学習支援にも、関心を持っています。
他の教育機関等と連携していくことで、全国の中高生の学習環境がより良くなるのであれば、あらゆる選択肢を考えていきたいと思っています。
格差を超え、すべての中高校生に均等なチャンスを与えたい
Q4、「スマホ家庭教師mana.bo」をどのようなサービスにしたい、とお考えですか。未来への展望について、お聞かせください。
日本の教育業界は、ITによる変革があまり進んでいない、と感じています。
「スマホ家庭教師mana.bo」によって、教える側も教わる側も、時間や場所にとらわれず、自由に学べるようになれば、地域や親の財政状況で教育格差が生じている現状も変えられるはずだと、信じています。
私たちは、日本の教育のあり方を根底から変えていきたい、と考えています。そのために、具体的な目標として、2017年までにチューター数10万人、生徒数100万人をめざします。
Q5、全国の受験生の皆さんに、メッセージをお願いします。
「スマホ家庭教師mana.bo」には現在、500名以上のチューターが登録しています。
周囲に自分に合った塾や予備校が見つからないなど、勉強に悩んでいる方は是非一度、アプリを利用してみてください。あなたの志望校の先輩や、同じ悩みを持って受験を乗り越えてきたチューターに、きっと出会えるはずです。
そして、わからない問題の質問だけでなく、勉強法や進路相談など、何でも気軽に質問してみてください。皆さまのご利用を、心からお待ちしています。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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