海外でも『ザクティ』が人気
パナソニックといろいろとオモシロイことになりつつある三洋だが、“SANYO”ブランドの『ザクティ』といえば、コストパフォーマンスと性能がバツグンのデジタルムービーカメラだ。海外でも『ザクティ』シリーズは人気で、中国やタイ、バングラデシュ、ヨーロッパなどでもデパートで売られている。
『ザクティ』には機能は日本とそのままで海外仕様のものが存在し、型番にEXがつくなどして売られている。欧米人に人気なのは防水仕様の『ザクティ』で、1.5メートルほどの深度にも耐えられるうえに、高画質なのが人気のようだ。
とはいえ、『ザクティ』にも弱点があり、解像度は高いものの静止画の撮影に弱いのだ。当編集部が所持している『ザクティ』はCG65とHD800だが、どちらもやや静止画の質の良さに欠ける。手ブレ補正もあまり機能していないように思えるのだが、ムービーの性能がすばらしいので、ムービーメインの人にはたまらなく魅力あるカメラだ。
<こんな人にオススメのザクティ>
・『ニコニコ動画』や『YouTube』に撮った動画を載せたい(高画質なまま掲載可能)
・動画編集ソフトもほしい(アドビ社製のソフトが付属されている)
・金はないが動画を撮りたいし写真も撮りたい(実売価格2~3万円台がメイン)
・HD画質のものを撮りたい(型番HD800なら3万円台で購入可能)
・海に潜って撮りたい(高画質防水シリーズあり)
過去に当編集部で『ザクティ』をうどんに入れて耐久テストをしてみたが、まったく問題ないばかりか、うどんも美味しくいただけた。次回の耐久テストでは、味噌汁に入れてみる予定だ。もちろん、当編集部記者が美味しくいただく。それにしても『ザクティ』、どこまでも探究心をあおる憎いやつだ。
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