アニメーションの夜明け! 藝大アニメーション専攻修了制作展に注目
GEIDAI ANIMATION 06 DAWN フライヤー
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の第6回目となる修了制作展「GEIDAI ANIMATION 06 DAWN」が、3月7日(土)から9日(月)まで、東京藝術大学横浜校地馬車道校舎にて開催される。
上映されるのは、映像制作集団・賢者の一員としてテレビCMなどを手がけるkoyaさんの『超ラジオ体操』。短編アニメ『Through the Windows』が、あいち国際女性映画祭2014にて準グランプリを受賞し、国内外の映画祭で上映された佐藤美代さんの『きつね憑き』や、PRADAや資生堂等のファッションブランド、ルミネのCMなどで多数のプロモーションに起用されるシシヤマザキさんの『月夜&オパール』など、修了生となる12名の映像作家の作品。
また、3月14日(土)から20日(金)まで、渋谷の映画館・ユーロスペースでも、同プログラムの上映が決定している。
“DAWN”アニメーションの夜明け
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻は、2008年に設立以来、革新的なアニメーション表現や、新たな教育・研究や事業計画の創造を目指し「つくる」ことを主体としたカリキュラムにより、次世代のリーダーの育成してきた。
今回の修了制作展では、前述以外にも、オタワ国際アニメーション映画祭に代表作『祝典とコラール』がノミネートされ、複数の映画祭で評価された中内友紀恵さんの『I’m here』。シブカル祭2014の美術手帖 presents シブカル杯。において『黄色い気球とばんの先生』がグランプリを受賞した幸洋子さんの『ズドラーストヴィチェ!』などが上映される。また、今年度の1年次作品14作品も併せて上映される。
横浜会場では、スクリーン上映だけでなく、修了作品の制作過程を垣間みることの出来る展示スペースを設け、制作に用いた原画や人形などのアートワークの展示、制作ドキュメンタリーの上映、修了作品集DVDや、作品のグッズ販売も行われるほか、様々な分野で活躍する映像作家を招いてのゲストトークも両会場で開催される。
タイトルに冠された「DAWN」は、「夜明け」を意味する。
大学院2年間集大成の発表の場としてだけではなく、次世代を担っていくアニメーション作家の作品をじっくり堪能できる機会となりそうだ。
引用元
アニメーションの夜明け! 藝大アニメーション専攻修了制作展に注目
関連記事
【追記】オタク的世界観MAXのファレル新MVがヤバい! プロデュースは村上隆
映像作家 小野ハナ、日本最古のアニメーション賞で快挙
衝撃萌えアニメ『せんぱいクラブ』OP生熱唱! 独占映像も到着
ウェブサイト: http://kai-you.net
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。