【WBC】昔なつかしい電気屋さんの風景が今ここに

WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）は非常に見どころがいっぱいだ。韓国の連勝や後半からの日本の追い上げなど、かなり見どころのある試合が繰り広げられている。いままで最強とされてきたキューバは日本にとって敵ではなくなったし、アメリカのメジャー軍団も怖い存在ではなくなった。

そんなこんなで非常にテレビの視聴率もいいようだが、それはなにも家の中だけではない。野球中継が放送されているテレビがあるところであれば、そこがどこであれ勝敗を気にする人たちで “高視聴率状態” となっている。すでに昔のことと思っていた電気屋さんの前に集まっての野球観戦が、今日だけ蘇っている。

ランチタイムはすでに終わっているというのに、サラリーマンやOL、近所のおじさんたちが電気屋さんの前に集まり、日本選手団の勝利を願って観戦している（ほとんど男性サラリーマンだが）。そのなかのひとりのおじさんにお話をうかがったところ、「いやあ、家はすぐそこでテレビもモチロンあるんだけど、みんな集まってるからきちゃった♪」とのこと。その気持ち、わからなくもない。

電気屋さんの前に集まり、プロ野球中継やプロレスなどを観ていた少年たちがいま、また電気屋さんの前に戻ってきたかのようである。この空間、この時だけ、昭和の古き良き時代のワンシーンが自然と再現されたようだ（このニュースの元記事はこちら）。
　
　
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