【オフィシャルレポ】indigo la End、初の韓国単独公演に現地ファンから大歓声
小雨が降る雨模様の中、会場のmusinsa garageの前には先行物販を求める観客で長蛇の列が出来ていた。この日の公演は事前の想定を遥かに超える反響を呼び、ほぼ全ての来場者が韓国現地のオーディエンスとのことだ。musinsa garageは、直近でも
おなじみのSE“Disclosure – F For You”が流れ、観客からの割れんばかりの大歓声とともに、メンバーがステージイン。本編はアルバム『幸せが溢れたら』収録の「ワンダーテンダー」からスタート。イントロが鳴った刹那、会場の熱が急激に上がる。画一的なアクションが多い日本のオーディエンスとは異なり、それぞれが自由なスタイルで、かつ強烈な熱量を持ってライヴに参加している印象だ。「想いきり」「悲しくなる前に」「秋雨の降り方がいじらしい」と続け、韓国人ラッパーpH-1とコラボした「ラブ(feat. pH-1)」を披露。残念ながらpH-1との共演とはならなかったが、観客も大歓声で応える。
「夜汽車は走る」、「夜漁り」に続き、indigo流ファンクネス「夜風とハヤブサ」を披露すると、観客のボルテージは天井知らずに上がっていく。その後「夜行」、「チューリップ」、「通り恋」、「プルシュカ」、「雫に恋して」、「夜明けの街でサヨナラを」と立て続けにパフォーマンス。各メンバーのスキルフルな演奏が全面にフォーカスされる「実験前」では、メンバーの一挙手一投足に、悲鳴にも近い歓声が送られていた。
8月のINCHEON PENTAPORTではサークルピットが形成された「晩生」で、狂乱のカオスを生み出して本編は終了。騒然とした空気の中で、アンコールのコールも、強烈な熱量とボリュームで繰り返される。駆け足でステージに戻ってきたメンバーからは、改めて謝辞が示され、結成初期のレア曲「billion billion」、「夜の恋は」と続け、アンコールが終了。大きな達成感とともに、韓国2daysが終了した。
言葉が通じない分、フィジカルにパフォーマンスを楽しまざるを得ない環境にあって、卓越したスキルと多彩な楽曲群で、まさしく“ライヴバンド”としての完璧なアピールを魅せた。韓国のオーディエンスの心に深く刻まれただろう二日間を経て、次の展開も楽しみだ。
ライヴ写真撮影:Iwabuchi
ライヴ情報
〈indigo la End Live in Seoul〉
セットリスト
2024年11月15日(Day1)
1 カンナ
2 想いきり
3 悲しくなる前に
4 秋雨の降り方がいじらしい
5 ラブ(feat.pH-1)
6 夜汽車は走る
7 夜漁り
8 夜風とハヤブサ
9 ラッパーの涙
10 チューリップ
11 通り恋
12 夜光虫
13 雫に恋して
14 夜明けの街でサヨナラを
15 実験前
16 名前は片想い
17 夏夜のマジック
18 晩生
En ハルの言う通り
En 夜の恋は
2024年11月16日(Day2)
1 ワンダーテンダー
2 想いきり
3 悲しくなる前に
4 秋雨の降り方がいじらしい
5 ラブ(feat.pH-1)
6 夜汽車は走る
7 夜漁り
8 夜風とハヤブサ
9 夜行
10 チューリップ
11 通り恋
12 プルシュカ
13 雫に恋して
14 夜明けの街でサヨナラを
15 実験前
16 名前は片想い
17 夏夜のマジック
18 晩生
En billion billion
En 夜の恋は
アーティスト情報
オフィシャル・ウェブサイト:https://indigolaend.com/index2.php
X:https://twitter.com/indigo_la_End
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