テフロンよりもむしろ気軽に使えるかも。無印良品の「IHでも使える鉄フライパン」にどハマリした

長いこと使っていたフライパンがダメになったので、新しいものを購入することにしました。
手軽なテフロンもいいけれど、どれだけ丁寧に扱っても、数年周期で買い替えるというのがちょっと気になるように……。
そんなときに無印良品でスチール製のフライパンを発見!
お手入れが面倒なイメージもありましたが、セール価格になっていたこともあり、思い切って購入してみることにしました。
結果、テフロンよりもむしろ気軽に使えて長く愛せるアイテムだったんです。
無印良品のスチール製フライパン

無印良品 「フライパン 約直径26cm」 2,490円(税込)
無印良品の「フライパン」は、スチール製の直火&IH両方で使えるフライパン。サイズは約直径22cmと26cmがあり、私は大きい方を購入しました。
26cmタイプの重さは約862gで、鋳鉄製の鉄フライパンなどと比べると断然軽量。
たっぷり中身が入った状態でも、小さな力で振りやすいつくりになっています。
「油ならし」と「油返し」で焦げつき知らずに

「油ならし」は火加減がわかりやすいように直火でやりました
スチールフライパンを使い始める際には、まず「油ならし」という作業を行います。
これにはフライパンの表面にある小さな穴に油を染み込ませることで、焦げつきにくく、そして錆びにくくする効果があり、以降の使い心地を左右する大事な作業です。

油ならしの工程は全部で3ステップ。
まずはフライパンを2〜3分ほど中火以下で熱してから、手で触れる温度まで冷まします。

続いて、0.5カップ程度の油をまわし入れて、弱火で5分ほど加熱。
全体に油がよく馴染んだら火を止めて、余分な油をオイルポットに戻します。

最後に、キッチンペーパーで内側に油が馴染むよう拭きあげたら完成です。
2回目以降は「油返し」と言って、ステップ2の余分な油をオイルポットに戻すところまでやってから調理を開始します。

1ヶ月以上使ったフライパン
テフロンフライパンなどと比べると準備に手間がかかりますが、1週間ほど続けると自然と慣れてきます。
それよりも、個人的にはこの“育てている感”が楽しいので、そういった方にはスチール製フライパンが向いているかもしれません。
いつもの料理がもっと美味しくなった

実際にスチール製フライパンを使ってみると、やはり加熱スピードに驚かされました。
IHの同じパワーで加熱しても、テフロンフライパンを使っていたときと比べて体感で2倍ほど違いがあり、あっという間に調理が完了します。

時短や節電になるのはもちろん、外はカリッと中はジューシーな焼き加減が簡単に実現できるので、ちょっとした焼き物や炒め物がグッと美味しくなりました。
特に気に入っているのが、野菜炒めと目玉焼き。フライパンを変えただけで、シンプルな料理がご馳走に早替わりしています。
気になる焦げつきは…?

目玉焼きを作った後のフライパン
購入前は焦げつきを心配していましたが、油ならしと油返しをしっかりと行えば、ほとんど気になることはありませんでした。

万が一焦げてしまった場合でも、お湯でふやかしたのちに「たわし」や「ささら」でゴシゴシと擦れば簡単に落とせるので、個人的には傷付けないように気をつけて洗っていたテフロンよりもむしろ気軽に使えています。
お手頃価格なので一生モノとして使えるかはわかりませんが、大切に育てて長く愛用していきたいものです。

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