使い古しのブラシに命を吹き込むアート作品がスゴイ!

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サンフランシスコを拠点に活動するアーティストのRebecca Szetoさんは、1999年からブラシを使った作品を作り続けている。

ブラシを使うなんて当然じゃないか、と思われたかもしれないが、彼女は作品を描く道具としてだけではなく、作品を描く“キャンバス”としてブラシを用いている。

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美しさや価値の考えを組み立てなおし、消費主義をもう一度考えるきっかけになれば、というこれらの作品。

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モチーフにした有名絵画などの女性たちが、持ち手の小さな部分に細密に描かれている。ブラシの形は女性たちのシルエットになっており、ユニークな仕上がりだ。

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中には、”Geisha(ゲイシャ)”なんていう作品も。

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Szetoさんは、もともとフォーフィニッシュという、木目などの模様を実物そっくりに壁に描く塗装にあたっており、そこで捨てられていた大量のブラシを見て、もったいないと感じていたそう。

ある時、自分のブラシについていた色がある絵画作品を思い出させたことが、こうした形の作品作りにつながったのだとか。

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私たち自身のものの使い方について考えさせられる、興味深い作品ではないだろうか。

Rebecca Szeto
http://rebeccaszeto.com/paintbrush-portraits#/

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