早稲田大学の学生に愛されまくった食堂『フクちゃん』のチョコレートとんかつ
高田馬場の早稲田大学の周りには安くておいしいく食堂がたくさんがあるが、その中でも異彩を放っていたのが「フクちゃん」だった。
・「ちょことん」が名物メニュー
通常のトンカツも十分に安くて人気があったが、中でもトンカツの中にチョコレートが入った「ちょことん」が名物メニュー。
・チョコに脂が混ざる
熱々のトンカツからなだらかに流れ出る漆黒のチョコレート。そしてふんわり漂うココアの香り…なんて優雅なものでなく、高温で熱せられたチョコレートは脂と固形物に分離し、そこにトンカツの脂が混ざって流れ出る。
・液体が口内で暴れ回り
そのため口に含むと、明らかにそれぞれ違う味のドロッとした液体が口内で暴れ回り、肉の味やチョコレートの固形物が混ざり合う…といった感じ。
・早稲田OBのコメント
正直、おいしいものではなかった。早稲田OBに言わせれば「フクちゃんはみんなよく行ってたけど、チョコとんを本当に頼むやつはいない」。
・フクちゃん30周年パーティー
とはいえ、多くの早稲田OBが駆けつけたという「フクちゃん30周年パーティー」の模様を見れば、相当学生たちから愛されていたことがよくわかる。
・トンカツへの深い愛情
その「フクちゃん」は2004年の2月に惜しまれつつ閉店してしまった。僕はシンプルに豚肉を揚げたものが一番おいしい思うし、明らかにおいしくない「チョコとん」ではあったが、どこか店主のトンカツへの深い愛情を感じる一品であった気がする。
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