ウェアラブルもここまできた!手首をタッチスクリーンに変えるブレスレット開発中
スマートフォンとBluetoothで連携するウェアラブルガジェットは続々と商品化されているが、フランスのスタートアップ「Cicret」が現在開発中なのは、かなり斬新だ。なんと、手首にAndroid携帯の画面を映し出し、操作できるというこれまでにないもの。
◼センサーが操作をキャッチ
フィットネストラッカーのようなブレスレットを手首に装着して、手首をひねる動作でオンになる。ブレスレットにはpicoプロジェクター1個とセンサー8個がついていて、連携するスマホの画面を手首に映し出す。
そしてユーザーがアプリをタップしたりスワイプしたりする動きをセンサーが拾うという仕組みだ。なので、実際のAndroid携帯画面を操作するように、ユーザーは“手首画面”でメールや天気情報をチェックしたり、ゲームをしたりできる。指でつまんで画面を拡大・縮小することも可能だ。
◼お風呂に入りながら操作も
現在、開発チームはブレスレットの防水加工に取り組んでいるとのこと。つまり、ユーザーはお風呂に浸かりながらでも操作できることになる。
また、開発と同時にサイトで資金も調達中。今後のスケジュールとしては間もなくプロトタイプを発表し、6月ごろの発売を予定しているという。
将来的には、ブレスレットに3Gカードを組み込んで通話できる機能も持たせるようにしたい考えのようで、実現すればさらに大きな話題を呼びそうだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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