迷い込んだら出られない?鏡を使った巨大万華鏡インスタレーション
目がくらむような不思議な風景。これは、ブダペストを拠点に活動するデザイン事務所「Nomad Studio」が手がけた野外インスタレーション「Mirage(ミラージュ)」だ。
1200枚の鏡を使った体験型万華鏡で、長さは約23mにも及ぶ。
この中を歩くと後ろや前が断片的に見え、方向が分からなくってしまうそうだ。
森の中という場所もポイントの1つで、スタジオによれば、第2次世界大戦の戦艦に使われた迷彩パターンがインスピレーションの元になっているのだとか。
Nomad Studioでは、こうした体験型インスタレーションも得意としているようで、過去には、団地の広場にプラスチックチューブを吊して子どもたちが楽しめる場所を作ったことも。
今回は、鏡という日常的なアイテムで作られた非日常空間。
ぜひ体験してみたいが、実はこれ、2014年8月にブダペストで行われた音楽フェス「Sziget Festival(スジェット・フェスティバル)」で披露されたもの。
この音楽フェスは2015年の8月にも開催が予定されているので、また新たな体験型インスタレーションで楽しませてもらいたいものだ。
Studio Nomad
http://studio-nomad.com/
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