劇団ひとり『青天の霹靂』オーディオブック化に「夢がかなった」
11月25日、都内で『青天の霹靂』(劇団ひとり/著、幻冬舎/刊)のオーディオブック制作発表記者会見が行われ、原作者であり轟正太郎を演じる劇団ひとりさんと、轟晴夫を演じる金谷ヒデユキさんが報道陣に向けて作品をPRした。
「この本をオーディオブック化したかった。夢がかないました」と劇団ひとりさん。キャスティングは関わっていないというが、「晴夫の屈折しているところなんかは、金谷さんにピッタリだと思います」とコメント。金谷さんは「(晴夫は)ひねくれ具合が自分と合っていると思いました。読んでいて、晴夫の気持ちが素直に入ってきて、やりやすかった」と“適役”をアピールした。
一方、劇団ひとりさんは映画と同様、正太郎役を演じる。「ディレクターに結構駄目出しされまして。なんで原作者なのに駄目出しされないといけないんだ、と。でも、言われた通りにやりましたよ」と笑いながらエピソードを語った。
また、報道陣から矢口真里さんのキャスティングをすすめられると「いいと思います。ぜひお願いしたいですよね」と返答。「今、お客を持っていますから。矢口真里がオーディオブックで復活となったら売れると思います」と“復帰”を歓迎した。
オーディオブックは本を音声化したもの。報道陣から気になる声優について質問があがると、金谷さんは「劇団ひとりさんは声優としても一流の人だと思います」と回答し、劇団ひとりさんも「(自分の声優活動の)評判は悪くはないですね」とニヤリ。一方の劇団ひとりさんは、憧れの声優として山寺宏一さんの名を挙げていた。
先日、第6回TAMA映画賞で最優秀新進監督賞を受賞した劇団ひとりさんだが、「ベストオーディオブック賞を狙っていきたい」と意気揚々。果たしてオーディオブックの賞は取れるのだろうか?
『青天の霹靂』オーディオブック版は12月下旬にオーディオブック配信サービス「FeBe」にて発売される。公式サイトはこちらのURLから。( http://www.febe.jp/feature/1527 )
(新刊JP編集部)
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