【電子ゲームがあんのっ】第3回 アザラシの肉は美味い!
ガジェット通信があんのっ。ということでございまして、ガジェット通信をご覧のみなさまこんにちは。杏野はるなです。さて、連載も3回目なのでございますが、連載タイトルが「電子ゲームがあんのっ」という割にいまだ電子ゲームが登場していなかったので、これはスマンスマンということで、今回はバッチリと懐かしの電子ゲームを紹介いたします!
さて、はるなは某動物愛護団体ピースなんたらさんの行動に疑問を抱いてしまうのですが、今回はきっとこの電子ゲームの存在を知ったら、彼等は、「うぬぬぬぬぬぬっ! おのれーゆるさんぜよ!!」となってしまうこと必至の内容なのであります。さて、気になるその電子ゲームのタイトルは『学研 LCD CARD GAME 南極物語』です。もちろん元は1983年に公開された映画『南極物語』でございます。とはいえ、はるなは1988年生まれなのでこの映画は後にビデオで鑑賞いたしました。当時は任天堂の『ゲーム&ウォッチ』がブームとなっており、それに続け! と様々なメーカーが液晶電子ゲームを発売していました。その中の一つがこの南極物語になります。
なによりすごいのはこのゲームの内容です。御存じ二匹の犬タロー、ジローは基地に置いていかれてしまい自らの力で生きることになります。そうなると一番大事なのは食糧……。南極で犬が得ることのできる食糧といえば……。さあ、だんだん愛護団体様が「ぬぬぬぬぬぬぬっ?!」となってきたのを感じつつ進めます。そう、二匹の犬にとっての食糧とはアザラシ君なのです。ゲーム中ではそのハントの仕方がなかなか壮絶。画面下をウロウロするアザラシ君に氷河のかけらを投げつけます。上手くヒットするとアザラシくんはノックダウン。肉片となってしまいます。その肉片を手にし、お腹を空かせた仲間の所へ急ぎます。カモメの邪魔を避けながら。そして迎えにきた隊員達に接触すると晴れてパターンクリアとなります。
まあ!! かわいいアザラシちゃんを!! ひどいわ!! と思われるかもしれませんが、これが生き物が“生きる”ということなのです。だからクジラも……(今回はやめておきます)。そしてこのゲームを発売しているのが学研というのも見逃せません。まさに子供達に弱肉強食、食物連鎖を教えるべく開発された電子ゲームなのです(本当か? 笑)。
小さな電子ゲームも考え方一つでイメージはどんどん広がります。ゲームは容量じゃない。プレイしてクリアするだけでなく、思い出や脱線できることも含めてゲーム。遊びなのだ。と強く思っております。某動物愛護団体の方、このゲームを見ても怒らないでくださいませ、生きるには必ず犠牲が必要なのです。
次回は夏らしくオバケの電子ゲーム紹介だ!!
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