つい使っていませんか? 毎日をつまらなくする3つの言葉
人に嫌われないように、人となるべく合わせて…なんてやっていると、日常のコミュニケーションから疲れてしまうことが多い。何事にも頑張ったり、人に気を遣うのはいいことである反面、心の負担になってしまう。そんなことが続くと、気持ちもネガティブな方向へ行く。
「どうせ私なんて…」と自分のことをちっぽけに扱えば扱うほど仕事、恋愛、人間関係、あらゆる悩みがつきまとう。
『こじれたココロのほぐし方』(根本裕幸/著、リベラル社/編集、星雲社/刊)は、そんなもやもやしたココロを軽くする方法を紹介する一冊だ。
本書では13個の毎日がもっとラクになる習慣を紹介。ここではそのうちのいくつかを挙げていく。
■「でも」「どうせ」「だって」をやめる
つい口に出してしまうと、人生がつまらなくなってしまう「でも(Demo)」「だって(Datte)」「どうせ(Douse)」の3つの「拗ね言葉」を「3D」と本書では呼んでいる。そして、物事がうまくいかないとき、つい、この3Dを使ってしまう。
しかし、この言葉を使うと拗ねた気持ちがさらに大きくなってしまう。自分の気持ちがよくないから、楽しいこと、面白いことは目に入らないし、周りに感謝する気持ちを持つこともできなくなり、人間関係も悪くなっていく。
なので、この3Dをなるべく言わないように気をつけてみよう。
■自分でできることを、あえて人に頼んでみる
「何でも自分でやらなきゃ。誰かに頼むのは恥ずかしい」と、完璧主義だったり、迷惑をかけるのではないかと考えて、なかなか他の人に頼めないという人は多いだろう。
人は成長するにつれて、自分の力で解決しなきゃいけないと思うようになる。本当は大人になればなるほど、誰かに助けてもらわないと解決しないことが次々起こるようになっているものだ。
頑張れば自分でできるかなということでも「これお願いしてもいい?」と他の人に頼んでみてはどうだろう。
■足の裏に意識を向ける
不安や心配事があるときは色々なことを考えてしまうもの。そういう時、エネルギーのほとんどは「思考(頭)」に向けられているので、地に足が着かず、身体の重心が頭に移って、浮いているような感覚になっている。
考えることにエネルギーを取られているので、行動をしても空回りしてしまうことが多い。そんな時は物理的に地に足を着けて、足の裏に意識を下ろしてみる。自分の意識が地に着くことで、問題に対してちゃんと向き合う気持ちをつくることができるのだ。
「もっと頑張らなきゃいけない」「今の自分では不十分だ」と、自分を追い込んでもっと頑張ろうとする人は多いのではないだろうか。
しかし、今、起きていることの見方を少し変えるだけでも、このままでもいいのかなと楽になることもあるはず。たまには人を頼ってみたり、本書にある毎日がもっとラクになる習慣を生活に取り入れてみるのもいいかもしれない。
(新刊JP編集部)
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