【ザ・レイド祭】オシャレで可愛い女の子が豹変! ハンマーを振り回し暴れまくる独占映像公開
そのリアルアクションに世界が驚いたインドネシア発のバイオレンスアクション『ザ・レイド』。続編となる『ザ・レイド GOKUDO』がいよいよ11月22日に公開となります。
本作では、警察と政界支配を目論むアジアンマフィア、そして勢力拡大を狙う日本のヤクザの三つ巴の戦いを描き、アクションもさらにパワーアップ。日本からは、松田龍平さん、遠藤憲一さん、北村一輝さんも出演しています。陰謀、抗争、激しい闘いの結末は如何に……。といっても本作、良い意味でストーリーはそっちのけ! 殴る、蹴る、打つ! 銃だけでは無くて色んな武器が出てくるよ! という事で、今回は本編映像より「“ベースボール・バットマン&ハンマー・ガール”」動画をご紹介します。
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https://getnews.jp/archives/702729 [リンク]
今作にはとりわけ印象的な女性の殺し屋が登場します。それが、ジュリー・エステル演じるハンマー・ガール。年齢は20代前半、オシャレでかわいく物静かな女の子。セリフはなく、出演シーンは主に2つのファイトシーンのみ。電車内と、ベースボール・バットマンと共にラマと闘う廊下。エステルはエヴァンスと役について話し合ったそう。
格闘技の経験がないエステルがオーディションに受かったことに、誰もが驚きましたが、ハンマー・ガールにキャスティングされてから3ヵ月間、集中的にトレーニングを積みました。
「ハンマーを操る殺し屋の役は大変だったわ。特に格闘技の経験がない私にはね。本格的なファイトシーンがある作品は、これが初めてなの。ハンマー・ガールのファイトシーンは動きがとても難しかったから、激しいトレーニングでへとへとになったわ。何もかも一から学ばなければならなかった。一番大変だったのは、何テイクも撮ったあとでも気迫を保つ必要があったことと、短期間で格闘技の技術を学ばなければならなかったことね」とエステルは話しています。
そして彼女とのコンビで戦う殺し屋が、ベースボール・バットマン。この役もファイトシーンのためだけの役で、ハンマー・ガールの兄という設定で、エヴァンスの独創性が光る人物造形です。
「僕が小さい頃から日本映画の影響を受けてきたせいかもしれない。ぱっと見て分かりやすい、存在感のある役にしたかった。現実離れした役では、長いセリフが邪魔になることがある。ハンマー・ガールやベースボール・バットマンなど漫画のような役がセリフを話すと、急に現実的になりすぎるか、カリスマ感を失うか、漫画の世界に入りすぎてしまうんだ。謎の多い役にしたいからセリフは最小限にしようと思っていた。」とエヴァンス監督は語っています。
明日は、いよいよエヴァンス監督&主演のイコのインタビューをご紹介予定。お楽しみに!
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=oNv6MlQjB_4
『ザ・レイド GOKUDO』ストーリー
潜入捜査官ひとり VS. マフィア、日本人ヤクザ、殺し屋たち……。
新人警官である主人公ラマ(イコ・ウワイス)。警察の上層部に命じられたラマは、悪の世界に潜入することになる。組織を上へとたどり、トップで糸を引く悪徳政治家や汚職警官に行き着くために、彼は偽名で刑務所に入り、マフィアのボスの息子であるウチョの信頼を得て組織の一員になる。やがて父親への反抗心から新興のギャングと手を組み、成り上がりを企てるウチョの陰謀に巻き込まれていく。対立する日本人ヤクザとの抗争、そして殺し屋たちの暗躍、ラマは誰も対峙したことのない、終わりない死闘を繰り広げることになる。
(C)2013 PT Merantau Films
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