ミニ四駆ドレスアップステッカーを現代アートに fxdulが個展
Funny Dress-up Lab Exhibition “面面面面”
美術家のFunny Dress-up Lab a.k.a fxdulさんの個展「面面面面」が、11月1日(土)より、東京都・青葉台のGallery JIBで行われている。会期は11月31日(日)まで。
「面面面面」では、ミニ四駆のドレスアップステッカーを用い、未知の部族の仮面になぞらえた作品群・MASK Seriesが一挙に展示されている。
fxdulさんはこれまでミニ四駆のドレスアップステッカーを用いたエッジの効いたコラージュ作品を数多く制作し、今注目のアーティストの1人だ。
ミニ四駆誕生から30周年、現代に蘇るステッカーアート
2012年に誕生30周年を迎えたミニ四駆。ドレスアップステッカーとは、ミニ四駆のボディにシールを貼ることで、さらに見た目をかっこよくするアイテムだ。最初に発売されたのは1987年だと言われている。
当初のドレスアップステッカーは車種個別に対応したステッカーではなく、ロゴなどがメインとなり、どの車種にも自由に貼れる事を目的とされていた。
1988年に入ると漫画『ダッシュ! 四駆郎』から誕生したミニ四駆「ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)」のドレスアップステッカーを皮切りに、続々とそれぞれの車種に対応したステッカーの発売が開始されることになる。ここから1998年までの10年間、ミニ四駆をドレスアップする為だけのドレスアップステッカーが59種類発売される。
しかし、現在ドレスアップステッカーは製造中止。
fxdulさんは、そんなかつて発売されていたデッドストックのドレスアップステッカーを素材に、美術作品として世に蘇らせている。
有限ともいえるミニ四駆のドレスアップステッカーを使ったアートは、ビビッドさやその独自すぎる形状により、鑑賞者に鮮烈な印象を残している。
Funny Dress-up Lab a.k.a fxdul さんの作品
引用元
ミニ四駆ドレスアップステッカーを現代アートに fxdulが個展
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