初音ミク痛ベンツが低価格で出品! 安さのヒミツを聞いた
メルセデス・ベンツ SLKクラスをラッピングしアレンジを施した「初音ミク痛車」がヤフオク!に出品され、ネット上で話題になっている。
出品者はオークション歴10年のmanx_catさんだ。個人売買のため、消費税やリサイクル料、重量税、自動車税込みで即決価格60万円という値段でこの痛車を出品した。
通常、痛車のフルラッピング費用は40万円はかかるという。車本体の価格と合わせるとあまりの安さにネット上では「これは安い」「色々勘繰ってしまう」など反響を呼び、ヤフオク! ページへのアクセス数も1万を超えた。
そこで今回、出品者のmanx_catさんに取材を試みた。manx_catさんは、美ッ冨士自動車工業株式会社の事業の一環で、ご夫婦でレンタカー店を営む経営者でもある。
この痛車が誕生した背景について、「実はこの車は、お客さまに安く気軽に痛車を経験していただきたくて、昨年オープンした『100円レンタカー鶴舞店』にてデビューする予定でした。しかし、私自身がこの車にラッピングする際に、イラストに対するライセンスを取っていなかったのです。事前にいろいろ調べてラッピング業者とも話し合い、大丈夫だろうと思っていましたが、認識が甘かったようですね。事後報告でピアプロさん(※注1)とも話し合ったのですが、許諾には至らなかったため、法人としてのレンタカーデビューは諦めて、私個人が買い取ることにしました」と詳しい事情を教えてくれた。
さらに「少しでも気に入ってくださった方に乗っていただければと思い、儲けなしでヤフオク! に出品しました。実車は写真で見る以上に可愛くてカッコいいです。ステキな方に嫁いでもらいたいと切に願っております」と出品の経緯を明かすと共に、車への思いを語る。
残念ながら一度目のオークションでは最低価格に届かず落札はなかったが、現在は赤字覚悟で値下げして再出品中だ。
注1: クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が運営するサイト。クリプトン社のボカロを利用する際のガイドラインを示し、窓口となっている。
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