古いビデオをデジタル化してクラウド保存する「YesVideo」、利用800万人に

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今でこそ写真やビデオはデジタルが当たり前だが、一昔前はそうではなかった。読者の中には、押し入れや倉庫の中にプリント写真をはったアルバムやビデオテープをたくさん保存している人もいるのではないか。

そうした昔の思い出が詰まったものを見返す機会はなかなかないだろう。特にビデオの場合、ビデオテープ(VHSや8mmなど)を再生する装置をすでに処分したという人もいるかもしれない。また、ビデオテープは時間とともに傷むという問題もある。

そこで、古い大切な思い出の映像をデジタル化し、さらにはデータをクラウドに無料で無期限保存するサービスを展開しているのがカルフォルニア拠点の「YesVideo」だ。このほど利用者が800万人に達した。

同社はデジタル化サービスを1999年から展開していたが、2012年にデジタル化した映像をクラウドに保存するサービスも始めた。ユーザーはデータ量制限なしに無期限でクラウドを利用できる。

データをクラウドに保存すると、iPhoneやiPad用のアプリ(無料)を使って端末からいつでも古い映像にアクセスできるようになる。また、そうしたデータをシェアしたりするのも可能だ。

ビデオ1本のデジタル化料金は15ドル。そこにクラウドストレージは無料でついてくる。ビデオをリバイバルさせ、しかも安心して保存できることを考えるとそう高い設定ではないだろう。

もし、あなたが○十年前!?の自分自身の子供の頃の様子が映ったビデオテープを持っているなら、デジタル化して家族や友人と一緒に端末やテレビでみるというのも面白い体験かもしれない。

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