【Interview】『Moode』読者モデル120人によるコーディネート通販アプリ

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休刊・廃刊が相次ぐ女性ファッション誌に取って代わるように、購買ダーゲットを特化した通販サイトやアプリが増えている現在。

特に多種多様で変遷も激しい20代の女性のファッション業界で、『パーソナライズ機能』を武器にダウンロード数を伸ばしている無料通販アプリがあるのをご存知だろうか?

株式会社Candleの、小玉ショウ取締役副代表に話を聞いた。

Q、『Moode』とはどのようなサービスですか?

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「流行の最先端をいく120名の有名読者モデルが作成したコーディネートを、閲覧することが出来、そのまま買うことまでできるアプリ。」

Q、そもそも、どのような経緯でこのサービスを始める事になったのでしょうか?御社の設立のきっかけと、このサービスに発展した経歴と共に教えてください。

「現在の経営陣が東京大学、早稲田大学、ケンブリッジ大学の理系出身者から構成されており、各メンバー『テクノロジーで世の中を変えたい』『ITをもっと身近な存在にしたい』と言う熱い気持ちがありIT企業を設立することとなりました。

副代表の私が被写体の仕事をしており、ファッションに高い関心を持っていたことに加えて、女性ファッション誌の休刊・廃刊が相次いだことがきっかけとなり、ITでファッション業界を革新することとなりました。」

Q、このサービスを開発中、苦労した点はありますか?

「メンバー全員理系ではあるものの、アプリ開発の経験やプログラミングの知識がほとんど一切ない状態からスタートしたことが1番苦労した点です。

しかし各メンバーの高い成長意欲と、プログラミング講師の方の『教育』と言う形でのご協力から、開発を始めてから外注も一切行なうことなく、半年でアプリリリースを行うことができました。」

Q、通販サイトは飽和状態にあり、【大きいサイズ】や【有名タレント着用】に特化したサイトも出始め、様々なお客様のニーズに応えています。他社サービスと比べて、『Moode』利用する利点はどこにあるでしょうか?そして、ファッション雑誌と何が違いますか?

「通常の通販サイトはアイテムの羅列であり、アイテムを着用するシーンや、コーディネートの組み方は基本的に閲覧者の方々に全て託されるため、スタイリストさんや読者モデルさんのようなファッションに知見の深い方でない限り、つまり、世の中の大半の方に対しては、購買意欲が促進されるものではないと考えています。

故に、当アプリではユーザーの方々には『コーディネート』から実際に着用するシーンのイメージを持って頂くことによって、購買意欲を促進します。」

他の『コーディネート』アプリとの違いは、コーディネート投稿者の全員が読者モデルであるため、全コンテンツに信頼性を持たせています。

また、当アプリのターゲットである15歳~25歳の女性のファッションは多種多様で、変遷も激しいので、各人に合わせたコンテンツ提供は必須であると考えております。そこで、弊社の強みであるIT技術・統計知識を活かした、各人に合わせたコンテンツ提供、いわゆるパーソナライズを実現可能にします。」

Q、このアプリを使って、既にお買い物をされたユーザーからの反応はいかがですか?

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「弊社の思惑通り、読者モデルのファッション性に高い評価をして頂くユーザーの方々が非常に多く見られます。

また現在寄せられたご意見の中には、「私もコーディネートつくってみたい」、「モデルさんをもっと増やしてほしい」、「バーチャルコーデだけでなく実際に着用しているコーディネートも見たい」というような声も少なくはありませんでした。

上記3点に関しては今後迅速に対応していこうと考えており、年内にはコンテンツの質・量ともに現在よりも遥かに洗練していき、高いユーザー体験を提供できるように努める所存です。」

今後はアパレルブランドとの提携や、資金調達による開発チームの強化を視野にいれているという。

スタートしたばかりのアプリだが、きれいなサイトデザインと ワンクリックですぐに買い物サイトに行ける使いやすさで、今後人気がでそうなアプリだ。

【ファッションコーディネートアプリ Moode】 (iPhone版)

 

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