ハリウッド版『ドラゴンボール』で悟空が「武昆」に改名なったワケ! 台湾では悟空

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ハリウッド版『ドラゴンボール』として、3月11日から日本で先行公開される『ドラゴンボール エボリューション』。「原作と内容がかなり違うのでは?」と日本でもストーリーに懸念する声があるが、おとなり中国では主人公・悟空の名前が「武昆」に解明されて上映されることになっており、物議を醸している。

もともと中国は、フジテレビ制作で香取慎吾が主演を務めた映画『西遊記』の上映時にも「なんで三蔵法師が女なんだ!」「中国文化をバカにしている」と非難が浴びせられていた。漫画版『ドラゴンボール』も原作の初期は『西遊記』が軸となっており、悟空の名も『西遊記』から由来している。そういうこともあり、中国が発祥で根強く人民に浸透している文化が凱旋するとなると、「これが『西遊記』の悟空だって? ふざけるな!」と、過敏になるのかもしれない。

このことについて、中華民国の台湾ではどのように報じられているのか? また、台湾人はどのように思っているのか、台湾人に聞いてみた。

台湾では改名することなく悟空という名で上映します。もちろん中国だけ名前が悟空から武昆になるのは、原作からさらにかけ離れることになり、ちょっとおかしいと思います。このことは、けっこう台湾の掲示板でも話題になっていますよ。ちなみにブルマは布馬、ピッコロは比克、カメハメ波は亀派気功です」。なるほど、多くの台湾人は “武昆難聴(聞くにたえない)” と思っているようだ。

最近のことでは、『カンフーパンダ』が中国で上映禁止になるなど、とにかく中国発祥の文化を他国にいじられるのを嫌う中国人。しかし、『ドラゴンボール』が原作と違う内容であることに対し「大丈夫なの?」と不安に思っているのは、どこの国よりも日本であることを忘れてはならない!
 
 
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