【クリント・イーストウッド】衝撃の結末を描いた映画『グラン・トリノ』
2年前、日本中の話題をさらった『硫黄島からの手紙』。その監督であるクリント・イーストウッドによる待望の新作映画『グラン・トリノ』が、ついに4月25日より全国で公開される! 興行収入が1億1千万ドルを突破するという、自身の作品の中での最高記興行成績となった注目の映画。タイトルになっている『グラン・トリノ』とは、70年代のアメリカ車「フォード・グランド・トリノ」のことで、今でもコアなファンが多い。
さて、イーストウッド本人が演じる主人公、ウォルト・コワルスキーは、このビンテージ・カーをピカピカに磨き上げて眺めているのを唯一の楽しみとしている老人。この愛車、不運にもチンピラに盗まれそうになるのだが、それが原因でウォルトは隣の家に住んでいる少年のタオに心を開くようになる。極端なまでの昔気質な性格のために、息子夫婦や孫からも愛想をつかされて孤独な生活を送っていたウォルトにとって、少年タオとの友情は何よりも大切なものになっていった。
しかし、例のチンピラの復讐はとどまるどころか、タオやその家族を危機に陥れてしまう。このままでは永遠に友人の平穏はやってこないと悟ったウォルトは、ある計画を思いつく。そして「お前たちに関わった以上、責任は私がちゃんと払う」と謎の言葉をタオに残して敵地へ……。はたしてウォルトがとった衝撃の行動とはいったい?
クリント・イーストウッドが送る、大いなる優しさで溢れたこの映画のメッセージを、ぜひ映画館で受け取ってほしい。大切なあの人と、一緒に。
映画名: 『グラン・トリノ』
公開: 4月25日(土)丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
公式ホームページ: http://www.grantorino.jp
配給: ワーナー・ブラザース映画
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