中秋の名月を100人規模の宴で楽しむ! 香嵐渓月見の会とは?

中秋の名月を100人規模の宴で楽しむ!香嵐渓月見の会とは?(画像提供:足助観光協会)

月見の風習は中国から日本に伝わり、平安時代から始まったとされている。一般的に行われるようになったのは江戸時代からで、各地方によって風習も異なり、作法もまちまちながらも月見の宴を催し、各々自由に楽しむのが最近では一般的なようだ。

そこで今回は、愛知県豊田市足助町にある香嵐渓(こうらんけい)で100人が集まり月見の宴を楽しむ『香嵐渓月見の会』について、足助観光協会会長の鱸さんにお話を伺った。まず、香嵐渓月見の会を始めたいきさつを聞いてみた。「平成5年に観光で町づくりをという目的で、AT21俱楽部という団体を発足させ、その中の活動の一環として月見の会をやるようになりました」

発足当時から1月には七草粥、2~3月にかけては中馬のおひなさんなどの、地域に根付いた観光イベントをAT21俱楽部では行っているようだ。では、この香嵐渓月見の会は、どのような内容の月見の会なのだろうか?「あらたまった作法などに縛られずに、みんなで楽しく月を見ながらお食事をしようという会です。中高年の女性を中心に100人ほどで集まり、ざっくばらんなパーティーのような集まりです」

100人もの人が集まり行う月見の会とは驚きだ。料理も出されるようだが、どういった料理なのか気になるところ。「地のものにこだわった料理と日本酒のほかに、全国まちづくり交流会で交流のある地域の食材なども出しています。今年は北海道佐呂間町のホタテや、とうもろこしの天ぷらには長野県開田高原のとうもろこしを使います」

懐石料理風で、いろいろな素材を楽しめ、地元の鮎やイノシシなどもあるという、月見にはもってこいの宴のようだ。

毎年楽しく参加されているリピーターも多く、今年で19回目になるのもうなずける。今年は9月8日に行われ、定員が埋まり次第受付終了となるので、興味のある方は足助観光協会に問い合わせてみてはいかがだろう。●取材協力
香嵐渓月見の会
HP:http://asuke.info/event/sep/entry-703.html
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/09/06/68917/

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