六本木で魔性のビールを堪能！　『ベルギービールウィークエンド東京2014』開催！

2014/09/05 20:30 srbn 生活・趣味

『ベルギービールウィークエンド東京2014』は、さわやかな味わいで人気のホワイトビール、カクテルのような味わいで女性に人気のフルーツビール、そして通好みのトラピストビールなど10タイプ64種類のベルギービールが登場。今回は約1割を占める6種類が初登場という、新しいベルギービールと出会える楽しみが増えるイベントとなった。

開会にあたり、駐日ベルギー王国大使・リュック・リーバウト氏、ベルギービールウィークエンド実行委員長・小西新太郎氏より挨拶が行われた。リュック氏は「昨年は11日間で41000人の方にご来場頂きました。また、私から一つお願いがございます。みなさま、ベルギービールウィークエンド東京の大使になってください。職場の方、ご家族にベルギービールウィークエンド東京の宣伝をお願いします」と挨拶した。

続いて小西氏は「明日からは本国のベルギービールウィークエンドが開催されます。是非今日のこのイベントの雰囲気をベルギーの方々に紹介し、日本でも頑張ってるとお伝え願えたらと思います。この12日間、長いからいつかまた来れると思わず毎日でもご来場いただくことを祈念しております」と挨拶、会場全体で盛大に乾杯を交わした。

大盛況！　豊富なベルギービールに圧倒！

今回、初めて『ベルギービールウィークエンド東京』に参加したが、まず参加者の多さに驚いた。六本木ヒルズアリーナを埋め尽くすだけのお客さんがそれぞれベルギービールを片手に楽しむ姿を見てイベントの盛り上がりを実感。そして、早く中に混じってビールを飲みたい気持ちが当然ながら湧いてきた。しかし、記者はベルギービールについてはまったくの初心者で何を飲めばいいのかわからない。そんな初心者でも安心してベルギービールを選ぶことが出来るガイドブックがついてくるので安心して楽しむことが出来る。

あっちこっち見て回り、「せっかくだしフルーツ系飲みたいよなあ」「でも王道のベルギービールも飲みたいし」と右往左往しながらガイドブックを読み、結局「デュベル」を選択。決め手となったのはガイドブックにあった“世界一魔性を秘めたビール”というフレーズだ。一口含むと、一瞬にしてベルギービール独特の風味が口の中いっぱいに広がった。普段よく飲む国産メーカーのビールのようなキレや苦味はないが、コクと風味が強く、飲む度に深い味わいを感じられるような飲み口。ゴクゴクと喉越しを楽しむのではなく、少しずつじっくりと楽しむビールだと感じた。

ビールのおともには、ソーセージをチョイス。ハーブの効いたソーセージと、パリッとした皮がうれしいウィンナーのセットで、さらに酸味の強い添え物の野菜がビールの風味を引き立てる。粒マスタードも単品でビールが飲めそうな食感と酸味で、一皿まるごとビールを飲むために生まれたかのようなセットであった。

会場を見て回ると、お一人様もそれなりの人数見かけられたが、それ以上にカップルや友人、家族などと楽しむお客さんが多いように感じた。普段なかなか飲む機会がないベルギービールをみんなで一緒に楽しんだり、ベルギー料理に舌鼓を打ったりとグループでワイワイ喋りながら飲むのがよりイベントを楽しむコツなのだろう。

と、見て回ったがもう少し楽しみたかった記者は、追加コインを購入してさらにベルギービールを楽しむことに。2杯目はミスティックピーチを注文。喉を通るピーチの香りが非常に優しいフルーツビールだ。しっかりとビールのテイストを楽しみつつ、フルーティでマイルドな味わいなのでビールが苦手な女性でも飲みやすいビールだ。決して甘すぎるということはなく、ほんのりと果実が香る、ベルギービールならではの風味を堪能することができた。ビールのおともにはベルギーチョコがたっぷり入ったチョコパイを選択。温かくサクサクのパイ生地をかじるとの中からトロトロのチョコが。ほろ苦いベルギーチョコとほんのり甘いフルーツビールの組み合わせもまた新しいお酒の楽しみ方だと感じた。