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映画『イン・ザ・ヒーロー』に登場する戦隊ヒーロー“ドラゴンフォー”の中に入ってみた

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みなさんは子どもの頃の夢を覚えているでしょうか? 筆者は幼稚園児の頃に「新幹線になりたい!」と思っていたちょっとアレなタイプなのですが、男の子なら誰もが一度は戦隊ヒーローに憧れた時期があるはず。その後、いつしかヒーローの“中の人”の存在に気付くと、夢は徐々にサッカー選手や野球選手、それから警察官や医者などへの憧れに変わっていくものです。しかし、それでもヒーローへ憧れ続け、“中の人(=スーツアクター)”として活躍する道を選んだ人たちの姿を描いた映画『イン・ザ・ヒーロー』が、9月6日(土)より公開となります。

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サブ2 ドラゴンフォー  サブ1

ブルース・リーに憧れるベテランのスーツアクター・主人公の本城渉を演じるのは、自身もスーツアクターの経験がある唐沢寿明さん。その本城に大きな影響を受ける売り出し中の人気アイドル・一ノ瀬リョウを、『仮面ライダーフォーゼ』でヒーロー経験のある福士蒼汰さんが演じます。さらに、主人公と同じアクションクラブに所属する仲間として、黒谷友香さん、寺島進さんらも出演。彼らは、劇中番組『神龍戦士ドラゴンフォー』で、表には顔を出さずスタントのみの演技で作品を支える裏方の役者を演じています。

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このたび筆者は、スーツアクターの世界をもっと知りたい! と思い、アクション監督として作品に携わった柴原孝典(しばはら たかのり)氏を直撃。柴原氏は高校在学中の1976年に、ハリウッドでも活躍をする世界に認められたアクション俳優・千葉真一さんが創設し、真田広之さん、堤真一さんなどの名優たちを数多く輩出したことで知られるJAC(ジャパン アクション クラブ、現JAE)へ入団。その後、子ども番組のヒーローなどのスタントレギュラーを中心に、TV・映画・イベントなどへ出演。1988年に、自身のスタントチームを運営するオフィスワイルドを設立し、現在までスタントマン、アクションコーディネーターとして活動しています。今回は、そんな柴原氏にお話を伺っただけでなく、なんと劇中で使用された“神龍戦士ドラゴンフォー”のスーツを実際に着せていただきました! イェイッ!

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過去にスーツアクターを務めたヒーローのマスクや、これまでの撮影現場の写真がズラりと並んだオフィス。柴原氏が、日本のスタント界をいかに支えてきた人なのかが分かります。初めに映画の話を聞いたときには、自身が経験してきたスーツアクターの裏側を観客に見せることに対し、「気持ちとしては微妙な感じでした。それが面白くなるのかなって不安を感じたのが正直な感想です」と語る柴原氏。「私の場合はスタントマンを目指した結果、現在でもスタントをやっていますが、映画の主人公はアクション俳優を目指して、その経過の中でスタントをやっている人物なので、より葛藤が強いキャラになっていると思います」と、観客が感情移入しやすいキャラクター設定になっていることに触れ、「実際にそういう人たちも多いです。アクションができるから裏方に回っていますが、やはり顔を出して表に出たいと思いながら頑張っている人たちが」と、映画のリアルな設定に共感を覚える部分もあったようです。

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また激しいアクションを演じた唐沢さんについては、「もともと同じ時代に東映でアクションされていたのは知っていて、指導というよりは、話し合いの中で一緒に作っていった感じです。さすがのアクションで、映像でも素晴らしい仕上がりになっていますよ」とベタ褒め。さらに、唐沢さんに限らず福士さんやほかのメンバーも、顔が映っていない吹き替え可能なアクションシーンでも、ほぼすべてご自身たちが実際にアクションしていることを明かしてくれました。クライマックスで唐沢さんが高さ8.5メートルから落下し、100人の忍者と大立ち回りの殺陣! 殺陣! 殺陣! さらに、燃え盛る炎に包まれても迫りくる敵と対峙するという、約15分にも及ぶ決死のアクションシーンで見せた演技には筆者も感動のひと言でしたが、このお話を伺って、またもう一度映画館で鑑賞したくなりました。みなさんも必見ですよ!

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よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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