細田守『時をかける少女』、舞台・東京国立博物館で野外上映 制作秘話も

細田守『時をかける少女』、舞台・東京国立博物館で野外上映 制作秘話も

(c)「時をかける少女」製作委員会2006
10月10日(金)・11日(土)、細田守さんによるアニメーション映画『時をかける少女』が、劇中に登場した東京国立博物館の本館前を会場に、野外上映会「博物館で野外シネマ」で上映される。

10日の上映前には、角川書店プロデューサー・渡邊隆史さん、スタジオ地図プロデューサー・齋藤優一郎さんらによる、制作秘話を語るスペシャルトークショーも開催される。

なお、各日程19時からの上映を予定しており、上映日には22時までの特別夜間開館を実施するため、鑑賞後に博物館内の観覧も可能。

上映会・トークショーともに事前の申込は不要で、参加費は無料、人数制限もないが、当日の入館料は必要となる。

「細田守」を世に知らしめた作品

細田守さんといえば、『おおかみこどもの雨と雪』や『サマーウォーズ』、『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』など、ヒット作を多数送り出してきた日本を代表するアニメーション監督。

その名を大きく世に知らしめるきっかけとなったのが、2006年に公開された『時をかける少女』だ。当初は全国で21館のみの小規模な上映でありながら、ネット上の口コミなどで注目を集め、ロングランヒット。国内外の映画賞を多数受賞するまでに至った作品だ。

そんな『時をかける少女』が上映される東京国立博物館は、主人公のおば・芳山和子の勤務先という設定で登場する。

スペシャルトークショーは必見!

10日に行われるスペシャルトークショーには、『時をかける少女』の制作に関わった渡邊隆史さんと齋藤優一郎さん、東京国立博物館特別展室長・松嶋雅人さんが登壇。

作品制作の舞台裏や東京国立博物館取材時の苦労話などが語られるとのこと。

また、渡邊さんと齋藤さんは、『時をかける少女』から『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』に至るまで細田さんの作品をプロデュースしてきた人物なだけに、細田守作品ファンなら見逃せない、まさにスペシャルなトークショーとなりそうだ。

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