PS4『ウォッチドッグス』プレイレポ その2:オープンワールドを活かしたサブクエストをドバっとご紹介!編
皆さんこんにちは。ライターのあいひょんです。
本作は、シカゴの街を舞台としたオープンワールドなゲームです。
”オープンワールドゲーあるある”なのですが、本作でもしばしばメインストーリーそっちのけでひたすらサブクエストに勤しんでしまいました。やらなくてもクリアできるのに・・・!
今回の記事では、本作のオープンワールドを活かしたサブクエスト(サイドミッション、調査、デジタルトリップなど)がどのような感じであるのかを紹介していきます!
なおこれまでの記事では、『ウォッチドッグス』のゲーム内容や世界観・キャラクターの紹介などをお送りしました。ご興味があれば過去の記事にもお目を通していただければ。
PS4『ウォッチドッグス』プレイレポ その0:楽しいハッキングライフがはじまるよー!編(ゲーム紹介と初回特典について) – ガジェット通信
https://getnews.jp/archives/609359 [リンク]
PS4『ウォッチドッグス』プレイレポ その1:キャラクターが魅力的だ!編 – ガジェット通信
https://getnews.jp/archives/641513 [リンク]
今回もネタバレ的な内容は含まれておりませんので、安心してお読みください。
サイドミッション
「サイドミッション」は全4種類です。
[犯罪探知]
街を移動しているとランダムに発生するサイドミッションです。
犯罪を起こしそう/巻き込まれそうな市民がいるので、犯罪発生まで近場で見つからないように息を潜め、犯人が手を下そうとしたタイミングで無力化することができれば達成です。(そうなる前に飛び出すと失敗となります。しかし犯罪が防げてよかったのでは・・・?)
すべてのサブクエストの中で「犯罪探知」のみ発生数に制限はありません。
20回達成するとトロフィー/実績が解除されます。
主人公エイデンには評判というパラメータが用意されていて、評判が低いと市民に通報されやすくなってしまいます。「犯罪探知」を達成すると評判が上昇するので、カーチェイスで無実の市民を巻き込みすぎて評判が下がり気味のときなどは大いに助けとなってくれるサイドミッションです。
[フィクサー契約(全40個)]
「フィクサー契約」は数が多いため、すべてのサブクエストの中で最も時間がかかったと思われます。車両を用いた以下の4種類いずれかの指令をこなせれば達成です。
・「運び屋」:シビアな制限時間の中で車両をなるべくキレイな状態で届ける
・「オトリ」:警察の目を引くために指定されたコースを制限時間以内に通過する(警察によるctOS経由のサーチを無効化できる「ジャミング」を適宜使用すれば警察車両が現れなくなるので楽)
・「逃走」:敵から逃げたあと再び見つからないように気をつけながら車両を指定場所に届ける
・「傍受」:ターゲットの後ろをついて回り重要データを回収する(ターゲットが脇道やけもの道ばかり選んで逃げるので注意)
「フィクサー契約」をこなしていけばプレイヤーのドライビングスキルもどんどん向上していくはずですので、オンライン要素の1つである「オンラインレース」も楽しく遊べるようになるのではないでしょうか!(オンライン要素については次回ご紹介します)
[車列襲撃(全18個)]
ターゲットの乗った車両と、それを挟む形で護衛の車両が登場します。手段は問わずターゲットを殺害または無力化すれば達成です。
「フィクサー契約」よりは数が少ないですが、一部の「車列襲撃」ではターゲットの殺害が禁じられており(命を奪わずに無力化する必要がある)、ターゲットはだいたいいつも巻き込まれて死にやすい場所にいるのでなかなか厄介でした。護衛としてエンフォーサー(乱射してくる上に銃撃がほぼ効かず、爆発物のみ有効なダースベイダー風の敵)がしばしば登場することにも悩まされました。
ターゲットを殺害してもよい「車列襲撃」は車に乗って轢いてしまえばよいので楽ですが。(笑)
[ギャング・ハイドアウト(全15個)]
犯罪者のアジトに忍びこみ、ターゲットを無力化するミッション。(殺害不可)
ターゲット以外は殺害しても問題ないので、まずはターゲットの位置を確認してから、ターゲットを巻き込まないように気をつけながら1人ずつ始末していきました。
粘着爆弾(起爆をコントロールできる爆弾)であればターゲットが近づいてきても殺害してしまうことはありませんし、爆発音で敵がどんどん釣れるので楽チンでした。
調査
その名の通り、様々な事件などの真相を調査する「調査」。5種類のうち4種類は最後にスペシャルミッションが用意されています。
[使い捨て携帯(全8個)]
エイデンの姪が巻き込まれて命を落とした事件の実行犯モーリス・ヴェガが、なぜこの事件に関わったのかが明らかになるサブクエストです。音声ログを集めるだけで達成となります。
こちらの「調査」のみスペシャルミッションがありません。
[人身売買(全10個+スペシャルミッション)]
人身売買のバイヤーの音声通話をハッキングしてデータの位置を特定しすべてを入手すれば達成となり、スペシャルミッション(「車列襲撃」形式」)がアンロックされます。
[行方不明者(全6個+スペシャルミッション)]
シカゴの街で発生している連続誘拐殺人事件の真相を追うサブクエストです。血で描かれた絵で周囲を彩どられた死体をすべて発見することができれば達成となり、スペシャルミッション(「犯罪探知」形式)がアンロックされます。
[武器取引(全9個+スペシャルミッション)]
武器取引のために各地のガレージへ隠されている武器をすべて発見することができれば達成となり、スペシャルミッション(「ギャング・ハイドアウト」形式)がアンロックされます。
[QRコード(全16個+スペシャルミッション)]
街中に設置されたカメラにて特定の角度で見ると、それぞれの建築物に塗られたQRコードの断片が1つのQRコードとして見えることがあります。これらを見つけることでハッカー集団デッドセックに関する音声ログを収集することができます。すべて収集できたら、スペシャルミッション(パズルのみ)がアンロックされます。
「調査」の中では最も手間がかかるものでしょうが、このカメラでこの角度だろうか・・・と試行錯誤するのはなかなか楽しいものです。
拡張現実携帯ゲーム
「拡張現実携帯ゲーム」はその名の通り、実在しないものをシカゴの街に投影して得点を競うゲームです。
地面に描かれたマークを調べることで開始できます。
[キャッシュ・ラン]
「キャッシュ・ラン」を開始すると、マリオで見たことがあるようなコインが街中に30~50個ほど出現します。これをゴールまですべて回収していった際のクリアタイムを競うゲームです。
評価ゴールドにあたるタイムを記録すればトロフィー/実績が解除されるのですが、筆者はなかなかそのタイムに到達できず困っています・・・。
「NVZN」
「NVZN」は、登場するエイリアンをすべて倒すことができればクリアです。クリアタイムとエイリアン撃破の得点が合わさって最終スコアとして算出されます。
ちなみに拡張現実携帯ゲームは、他人からはまったく見えないという設定のようです。「NVZN」をプレイしていると、何もない空中に向けて銃を撃つ仕草をしている危ない人に見えるわけですね(笑)
デジタル・トリップ
「デジタル・トリップ」は「拡張現実携帯ゲーム」よりも怪しい感じで、シカゴの街を舞台としたあり得ない世界にトリップすることができます。ゲーム性で言ってしまえば”別ゲー”に飛ばされるようなものですね。
「デジタル・トリップ」のマークは前回の記事で紹介したデフォルトのマークで、いつものシカゴの街に戻ってきたときにエイデンが倒れていることもあり、デフォルトが作成した電子ドラッグの一種という設定なのでしょうか?
・「マッドネス」:悪魔と称される歩行者を轢きまくるなど、バイオレンスな行動し放題のカーアクション
・「サイケデリック」:空を飛ぶ能力を得たエイデンを街中に現れる巨大な花にうまくバウンドさせ、ゴールを目指すゲーム
・「アローン」:強力な人型ロボット(ターミネーター風)の追跡を逃れたり時には倒したりしながら目的地を目指すゲーム
・「スパイダータンク」:クモ型の巨大兵器を操って警察を撃破するメカアクション
「スパイダータンク」のクモ型メカは『アーマード・コア』シリーズあたりが好きな方にオススメできるかっこよさですよ!
他にもいろいろ
[シティスポット(全100個)]
マップ上に表示されるチェックマーク。シカゴの観光アプリに対応した看板が設置されているという設定のようで、チェックインするとその場所の歴史を確認することができ、ギフトとしてお金やアイテムが置いてあることもあります。
100個は多いと思われるかもしれませんが、メインストーリーやサブクエストをこなしていくうちに達成していました。
[プライバシー侵害(全30個)]
人の家の覗き見を、外壁に設置されたctOSのセキュリティ端末をハッキングすることで行うことができます。メインストーリーとは一切関係がない、NPCたちの日常生活です。(ただし1つだけ、メインストーリーのキャラクターが登場するものがありました)
覗いた先は毎度なんらかの出来事が起こっています。くだらないと思ったりあれれと思ったり、結末が見える前に通信が遮断されてしまったり(例えば引き金を引くか否か)、次の家ではどんなことが起こるのかとワクワクさせられるサイドミッションです。
[シティゲーム]
街中で遊ぶことのできるミニゲームです。「スロット」「ポーカー」「チェス」といったリアルでも馴染み深いゲームに始まり、「シェルゲーム」(3つのカップのうちボールはどこに入っているかを当てるゲーム)や「ドリンクゲーム」(アルコールの飲み比べ対決!)といったものも用意されています。
一定のスコアを記録すると車両や経験値を獲得できるものもあります。
おまけ
ひものと山口県産のにぼしが。
さて、今回はサブクエストに焦点を当てて『ウォッチドッグス』の魅力をご紹介しました。次は最終回で、オンライン要素について紹介していく予定です!
Watch Dogs – ウォッチドッグス (Ubisoft)
http://www.ubisoft.co.jp/wd/ [リンク]
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