【かしこい「空」旅のススメ】(4)LCCで追加料金を取られないための防止策
たしかに、大手航空会社とLCCを比べると、その大きな違いの1つが手荷物の取扱方法。空港のチェックインカウンターで預ける荷物(受託手荷物)がLCCの場合、1個目から有料になのが基本。バニラエアのみ、通常販売する最も安い運賃「シンプルバニラ」」でも1個20kgまで無料なのはLCCでは珍しいケースだ。
今回は、LCCで追加料金を支払わなくて済む方法などをご紹介する。
■荷物を最小限に抑えるまずはこれが基本。とにかく飛行機に乗る時の荷物を減らす。セール運賃やLCCの最安運賃の場合、機内に持ち込む手荷物1個(※Peachの場合は10kgまで)が無料なことが多く、規定のサイズを事前にしっかり調べ、持参するカバンやスーツケースに入る荷物をあらかじめ厳選する。旅先での土産が増えるスペースも想定しておく。
■最初から受託手荷物込みの運賃を購入するたとえば、Peachの「ハッピーピーチプラス」だと、通常は最安のハッピーピーチの運賃よりやや高いものの、受託手荷物が最初から1個無料(※重量超過荷物などは別途料金)なので、空港で泣く泣く預ける羽目になって追加料金を支払うよりおトク(しかも事前座席指定ができる ※スタンダードシート、プレジャーシート)。空港でのストレス、心配事も減る。帰りだけ土産が増えることを想定してこちらを選ぶ手もあり。受託手荷物分を先にオプションで追加するのも手で、空港よりも事前に支払っておくほうが安い。もちろん、前述のバニラエアを利用するとこの心配はほぼなくなる。
■航空券はネットで購入するLCCの航空券は「インターネットでの購入」が基本。もちろん電話(コンタクトセンター)や空港カウンターでも購入することができるが、ホームページで販売されている運賃よりも割高だったり、発券手数料が別途請求されたりする。また、購入した航空券は自宅や職場でできれば印刷(プリントアウト)する。海外の某LCCで印刷できなかったがために航空券が空港発券の扱いとなり、高額な手数料を支払う羽目になった。日本のLCCではまだそういった傾向は見られないが、いつシステムが変更になってもおかしくなく、印刷した航空券を持参するにこしたことはない。
(Writtten by Aki Shikama)
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