ディズニーアニメ最新作『ベイマックス』がマンガでも楽しめるぞ! 日本限定でストーリー先行解禁が決定
『アナと雪の女王』で歴史を塗り替える驚異的大ヒットを記録しているウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。その最新作であり、愛らしさに満ちた新キャラクターのデザインが公開されるやいなや、すでに世界中から注目を集めている『ベイマックス』の、ディズニー・アニメーション初となる連載マンガ化が決定しました。世界中で公開が待たれる中、日本でのみ先行してストーリーが解禁されます。
『ベイマックス』は、唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの少年ヒロと、風船のように膨らむ柔らかい大きなボディで、心とカラダを守るためにつくられた究極のケア・ロボット“ベイマックス”の交流を描いた感動アドベンチャーです。その舞台となるのは、サンフランシスコと東京を融合して作られた架空都市“サンフランソウキョウ”。街並みや、建物の外観、漢字の看板にいたるまで、細かなアクセントすべてに日本を感じる要素が盛り込まれています。さらに、“ベイマックス”の顔は日本の鈴を参考にデザインされており、そのつぶらな瞳は日本人にとってどこか懐かしくも可愛らしく感じます。
ディズニー・アニメーションは、そんな日本文化が色濃く盛り込まれた『ベイマックス』の世界観を、日本を代表するポップカルチャーであり、“クール・ジャパン”の看板として世界に誇るマンガを通じて、より大きく展開していくことを決定。映画を手掛けたドン・ホール監督も「日本にインスパイアされた『ベイマックス』を、“マンガ”を通して世界に伝えたかった」と、製作当初からの念願だったことを明らかにしました。
マンガ版『ベイマックス』を手掛けるのは、週刊少年マガジンで連載され絶大な人気を博した『ファイ・ブレイン ~最期のパズル』作画担当の上野春生氏。「ディズニーのマンガが描けるという夢のような話に、考える前に口が勝手に返答していた」「ベイマックスは可愛くて美味しそうなフォルムで、子供たちからお年寄りまで親しみやすいキャラクター。マンガ版の読者の方にも親しんでもらえたら嬉しい」と意気込みを語っています。
映画『ベイマックス』が全国公開を開始する12月20(土)に先駆け、マンガ版は『週刊少年マガジン36・37合併号(8/6発売)』にて“エピソード0”が掲載、『マガジンSPECIAL9号(8/20~)』にて新連載がスタート。これまで『塔の上のラプンツェル』や『ウォーリー』、また実写では『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、過去に単発のマンガ化はあったものの、映画本編の前日譚(だん)を描く“エピソード0”や、世界に先駆けてストーリーが解禁となる“マンガ連載”は、ディズニーの長い歴史の中でも史上初の試みとなります。
最近では、日本のライトノベルを原作とした現在大ヒット中のハリウッド映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が、映画公開に先駆けて『週刊ヤングジャンプ』でマンガ連載をスタートし、映画への期待感をあおるプロモーションを展開しましたが、すでに世界中の期待を集めている『ベイマックス』の場合、公開を待ち望む日本人読者を楽しませてくれるだけでなく、世界の人々が注目をするマンガ作品となるのではないでしょうか。
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