スマホで操作、ユーザーの好みを学習する賢い“真空調理キッチンロボット”
日々必ず付きまとう家事の1つに、料理がある。働きに出たり、他の用事に追われて、やっと帰宅したと思ったら、今度は調理に時間を取られる……。そんな毎日と決別したいなら、「Mellow」の“調理ロボット”がよいかもしれない。
このところ、低温でじっくり時間をかけて調理する方法に注目が集まっているようだが、「Mellow」も真空調理法を用いたツールだ。使い方はいたってシンプル。真空気密プラスチック袋に材料を入れ、それを本体の水が入ったコンテナに投入するだけ。あとは数時間あるいは2、3日待つと、勝手にゆっくりと時間をかけて調理が進み、加熱しすぎる心配もなく、じっくり深い味わいの料理が完成する。
「Mellow」には専用のアプリが用意されており、調理開始時間の設定など、スマートフォンを通じて本体に指令を送ったり、現在の状態を随時モニターすることが可能。また、電子スケール機能が搭載されているので、材料の分量を測定して、調理時間を調節したりもできる。さらに、前回の調理設定などからユーザーの好みを学習し、自動的に反映する賢い機能もあるという。
これまでにも、真空調理器具は存在していたものの、この「Mellow」が優れているのは、材料を加熱できるだけでなく、冷蔵庫のように冷やすことができる点だ。おかげで、調理開始時間を遅らせることで食べ物をダメにする不安もない。冷やした状態から温める状態になるまで、わずか10分以内で完了する。
「Mellow」はiPhone、Androidのどちらにも対応しており、2015年早くに提供開始の予定だ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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