クライマックスへ! 31歳男性が挑戦 ガチアスリートダイエット(第3.5回)
4月下旬に始まった、31歳のビジネスパーソンが約2ヶ月半でマイナス8.8キロのダイエットを目指す連載企画「久保田裕也の“だからお前はデブなんだ”」。
挑戦するのはジン君。身長は173センチ。初測定だった4月23日の体重は81.8キロで、身体はまさに「だんご」(男子)といった具合のむっちり感だった。ちなみにジン君自身、おだんごが大好きらしい。
それから2ヶ月が経過した。ゴールデンウイークが過ぎ去り、梅雨入りが宣言され、ワールドカップが開幕した怒涛の2ヶ月だったが、その間も、ジン君はダイエットに励んできた(と思う)。
ダイエットの基本的なメニューは運動と食生活の改善。コンセプトは「健康的に痩せる」だ。
ただ痩せるだけなら、食べる量を落とせばいい。しかし、それでは身体への悪影響があるのはもちろんのこと、後に待っているのは「リバウンド」だ(その仕組みは第2回の記事を参考にしてほしい)。
毎日の運動と基礎代謝をあげるための活動、そして食生活の見直し。特に“食べることが好き”な人たちにとって重要なのが運動であり、そこが健康的に痩せる鍵となる。
気づけば、2ヶ月前と比べて体が少しスリムになった気がする。
いや、間違いなくスリムになっている。
しかし、問題は目標体重に向けて順調に落ちているかどうかだ。数値目標を設定した以上、そこに届くか届かないかでは大きく違う。
ジン君の場合、次のような感じで体重は推移してきた。
4月23日(第1回)・・・81.8キロ
5月8日(第2回)・・・80キロ
6月5日(第3回)・・・78キロ
7月3日(最終回予定)・・・目標73キロ
最終測定まで1ヶ月を切ったところで、今回ジン君とトレーナー役を買って出てくれている、フルマラソン(42.195km)を2時間42分で走破するランナー社長・久保田裕也から、「半月が経った段階で一度、体重の測定とメニューの再確認をしたい」という要望が出た。
そして6月19日、急きょ「第4回(最終測定)」の前に、「第3.5回体重測定会」が行われたのだった。
→前回の記事はこちら(写真入り)
http://www.sinkan.jp/news/index_4735.html
「久保田裕也のだからお前はデブなんだ!」第3.5回
〜「残り2週間、どんなメニューをこなせばいい?」編〜
久保田「大丈夫か?」
ジン「どうしたんですか?」
久保田「ダイエットで体調崩してない?」
ジン「大丈夫ですよ、ピンピンしています。以前は通勤電車で座りたくて仕方なかったのに、今は立っていても平気でいられるようになりました」
MTK「効果が出てきていますね。では、まず測定を…」
軽やかに体重体組成計に乗るジン君。やっぱり痩せてきてるよ。
2週間を残しての、現在の体重は76.6キロ!
前回測定から2週間で1.4キロマイナス。結構いいんじゃないか、これ。
驚く私、新刊JP編集部のMTKに、したり顔のジン君。にわかに盛り上がる。
さらに、いつも辛口のコメントで定評のある久保田も「うーん、まあもう少しっていう感じだけど、良い傾向だよ!」と褒めてくれた。
久保田「2ヶ月で5キロ減でしょ。これはちゃんとメニューをこなしている証拠だよ。デブ指数的に言えば、3キロって体調を崩して2食くらい抜かしたり、お腹を下したりするだけでも減るんだよ。全く健康的ではないし、体調が回復したら食べるからすぐに元に戻る。でも、5キロになるとガチで脂肪が減ったということなんだ」
会議室に笑顔があふれる。
前回、久保田はジン君に「毎日ウォーキングをする」というメニューを課した。そして「帰ったら即ジャージーに着替えてしまうこと。そうすれば、体は自然に動き出す」というアドバイスをした。
ジン君はその言いつけを守り、雨の日以外は帰ったらジャージーに着替え、1時間ほどのジョギングをしたという。梅雨の時期だったので、1週間に2〜3日程度だが。
俄然モチベーションが上がってきたのは、ジン君だけではない。久保田もそうだ。
久保田「これ、ガチで73キロになるけどいい?」
MTK「お願いします」
久保田「よしっ! ジョギングは週4日にしよう!」
「えっ…」
あれ? ジン君? どうしたの? 表情が凍りつく。そしてひと言。
「メッセージは、受け取りました」
メッセージは受け取ったが、それを必ず遂行する約束はできない。
「でもやろうとする意志はあります」…そう力強くジン君は言った。
久保田「国会答弁のようなはぐらかし方をするな(笑)でも、1週間で3.6キロは大丈夫、痩せることができるよ」
では、これから2週間、ジン君は何をすればいいのだろうか。
答えはカンタン。これまで久保田が組んできたメニューを遂行することだ。
ただ、今回は本格的だ。これから14日間でジン君がすべきことを、久保田がホワイトボードに書きだしたのだ。
基本は3日間毎日1時間ほど軽いジョギングをして、1日休むというルーティンをこなしていく。ただし、休みの日は必ず長めにお風呂につかり、30分ほどストレッチをすること。
また日程上、休みが2日間続くときがある。そのときはランチの際に一駅歩いて積極的にウォーキングを取り入れるようにする。
すごくシンプルなメニューだが、これが健康的に体重を減らすための一番の方法なのだ。
「こんなにやらなきゃいけないのか…」とため息をつくジン君。
正直なところを聞くと「ホワイトボードに書かれたメニューを見たとき、この企画に参加しなきゃよかったと猛烈に思いましたけど…でも、痩せたいです」と言い切った。
しかし、その直後、「あの、1週間、最終測定延ばせませんか?」(byジン君)
ズコーッ!
まずは2週間、頑張ろう。
73キロまで3.6キロ。いよいよ私たちの負けられない戦いが始まろうとしている。
【次回、いよいよ涙の(?)最終回! 努力は実になるのだろうか!?】
*次回配信は7月上旬頃を予定しています
■久保田おすすめのトレーニング本
『格闘家に学ぶ体脂肪コントロール―なぜ格闘家は3時間で3kg体重を落とせるのか?』
佐々木豊/著、ベースボールマガジン社/刊
(新刊JP編集部MTK)
この記事の写真入りは以下のURLから!
http://www.sinkan.jp/news/index_4771.html
●(新刊JP)記事関連リンク
・夏はもうすぐ! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第3回)
・夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)
・夏までに痩せる! 31歳男性が体験 ガチアスリートダイエット
ウェブサイト: http://www.sinkan.jp/
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