シンプルで健康的! お手軽・ブラジル流朝ごはん
日本の家庭の朝ごはんといえば、和食派・洋食派とスタイルは家庭によってさまざまだ。最近は出社前の「朝活」が流行していることもあり、おいしい朝ごはんメニューをそろえた飲食店も増えてきている。
そんな多様化している日本の朝食だが、世界各国の朝食はどうなのだろうか? 今回は、サッカー王国・ブラジルの朝食にはどんなものがあるのか在日ブラジル人の方々に聞いてみた。まずは、在日12年の日系ブラジル人Fさん。
「ブラジルの朝ご飯といえば、フランスパン、マーガリン、チーズ、フルーツ、ミルク、コーヒー。これがベストね!」基本的にはコーヒーがメインで、パンなどを食べるのが一般的なようだ。ちなみに、ブラジルではコーヒーに砂糖をたっぷり入れるのが定番である。
次に、在日15年になる日系ブラジル人ご夫婦の妻・Bさんにブラジルの朝食を伺った。
「手の込んだ朝食はありませんね。コーヒー、ミルク、パンがメインでハムや果物といったところですね。ほかにはナチュラルフルーツジュースやOvos Mexidosというスクランブルエッグですかね」このOvos Mexidos(オーボシュ・メシードシュ)というのは、ポルトガル語でスクランブルエッグのこと。生卵に細かくしたタマネギ、ジャガイモ、トマトを入れ、塩胡椒で味付けをして焼くというものだ。
東京・吉祥寺にあるブラジル料理店ALVORADA(アウボラーダ/http://www.alvorada.jp/)の黒澤さんには、家庭以外のブラジルの朝食について伺ってみた。
「基本的にはパン、コーヒー、チーズ、フルーツです。ホテルなどの朝食もまずこのパターンといって間違いありません。ホテルでは、パンの種類がトースト、ブラジル風フランスパン、ポンデケージョ(チーズパン)、ボーロ(甘い菓子パン)などに変わるくらいです。コーヒーはカフェ・コン・レイチというカフェオレに、チーズ、生絞りオレンジジュース、パパイヤやマンゴーなどのフルーツがつきます」やはりシンプルな朝ごはんがブラジル流のようだ。ほかには、モルタデーラというハムを薄くスライスしてフライパンで少し温め、フランスパンに挟んで食べるブラジルの家庭料理があるとのこと。
ブラジル食材店に行き、ブラジルでよく食べられているパンやハム、チーズなどをそろえればブラジルの朝食は簡単につくれそう。今回のサッカーの祭典は、早朝のテレビ中継が多いので、ブラジル流の朝ごはんを食べながら観戦してみるのはいかが?
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/06/13/64011/
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