【ひと先試食】S&B夏の限定発売『ゴールデンカレー バリ辛』が思ったよりも辛くない……と思いきや【カイゾクレビュー】
2014年5月26日(月)発売予定の『ゴールデンカレー バリ辛』を先行入手しました。
「刺激的な辛さ」、「旨さ」、「香り」に特化したというこのカレールー、実際に食べてみましたのでその感想をお伝えします。
海賊さん S&B「ゴールデンカレー バリ辛」を食べるの巻
http://youtu.be/mt8GEv14nw4
ギネスに載ったトウガラシ「ブートジョロキア」を100%使用
『ゴールデンカレー バリ辛』には、“ハバネロを超えた”激辛トウガラシの「ブートジョロキア」が使用されています。
ブートジョロキアは北インドおよびバングラデシュ産のトウガラシの品種。世界一辛いトウガラシとして、ギネス認定されています(2007年2月時点)。
35種のローストスパイス
先のブートジョロキアは、ジンジャー、ガーリック、クミン、ホワイトペッパーをはじめとしたスパイスとともに長時間焙煎され、辛さも香りがこれまで以上に引き出されている模様。スパイスは合計35種類が使用されているそうです。
試食!おお、思っていたよりも辛くない……あれ……?(汗
実際に調理を行い、試食に臨みました。
カレールゥには黒い粒粒が目立ちますが、これはどうやら黒コショウの粒だそうです。
今回は人参とジャガイモ、玉ねぎ、豚肉と非常にオーソドックスな材料で箱裏のレシピ通りに作成しました。
最初の試食レビュアーは「海賊さん」と名乗る男性。
豪胆な様子でカレーを口に運んでいきます。
「こんなの全然辛くない」と言い終らないうちに豪快にむせていました。辛かったのでしょうか。
その後、海賊さんは「辛さを中和する」ためにジョッキで用意された『ゴールデンカレー 甘口』をゴクゴクと飲んでいました。豪胆です。
筆者も試食してみたところ、俗に言う“激辛カレー”のような辛さではないです。余談ですが、昔、筆者があるカレー専門店で4辛(やや辛い)にするか5辛(激辛)にするか迷っていたところ、隣の客が200辛を注文。そこで筆者も50辛で頼んでみたところ、味がわからない、辛すぎて口に入っていかない、後頭部が謎のヒリヒリ感でめまいがしてくる、という忘れられない状況に巡り合ったことがありました。
そう、「ただ激辛なだけのカレー」って美味しくないことが多いのですが、『バリ辛』の辛さはあくまで「旨さ優先」でした。
口に入れたときは、確かに「そんなに辛くないじゃん」と思うし、どちらかというとスパイスの香ばしさが作用したとても美味しいカレーなのです。しかしそのあと、確実に口の中からノドにかけてでピリリとした刺激を残します。
ヒリヒリがベースの尖った辛味。文字通り、普通のトウガラシとは「一味」違います。
けど、無茶な辛さではない。
その辛味がきちんとしたアクセントとして働き、「美味しいから辛いけど食べちゃう」というあの無限ループにつながるのです。
ほかのレビュアーの感想はこちらです。
・額に汗がにじみ出るくらいの、程よいスパイシーな辛さ。これからの季節にピッタリですね。一晩寝かせたら、深みが増してなおグッド。
・スパイシーさから海賊感を感じる、大人の辛さです。らっきょうを添えて食べたくなるお味でした!!
・黒コショウをアクセントとしつつ、ビートジョロキアのノドから後頭部にかけてひりひりと来る辛さ。辛いんだけど、続けて食べてしまうのは35種ものローストスパイスの風味の良さ? 辛いが旨い、のコピーは本当。
ややもすれば、辛さばかり優先しがちな激辛カレーのジャンルですが、これは正しいウマ辛の部類だと思います。美味しいもん。・野菜と肉がゴロゴロで、真っ白なご飯にどーん!辛党だけど、「本格○○カレーとかしゃらくせえ、家庭のカレーが大好きだ!」というアナタにピッタリな商品が誕生しました。ダイエットとか気にしないで、ご飯おかわりしたくなっちゃう美味しさ。
『ゴールデンカレー バリ辛』は2014年5月26日(月)から全国で発売の予定です。
希望小売価格は285円。
「辛いが旨い」カレーを求める人はぜひどうぞ。
S&B エスビー食品株式会社 ゴールデンカレー バリ辛
https://www.sbfoods.co.jp/products/catalog/products_detail.php?GDSCODE=12689 [リンク]
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