『美味しんぼ』が休載 「表現のあり方を今一度見直す」
『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載されている人気グルメ漫画『美味しんぼ』(原作:雁屋哲)。同作が一時休載することが明らかになった。休載理由としては「ご批判、お怒りは真摯に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」。
ことの原因は『週刊ビッグコミックスピリッツ』2014年22・23合併号に掲載された“美味しんぼ 第604話 福島の真実その22”で主人公である山岡や海原雄山らが福島第一原発に取材に行った後に、原因不明の鼻血を出したりするなどの表現が描写された。これに対して読者からは「風評被害になるのでは」という批判意見が挙がるも編集部側は「実体験に基づいた表現を尊重したが、風評被害を助長するような意図はない」と説明。作者自身2年間福島を取材し続けており、このような経験をしたという。
そんな『美味しんぼ』が一時休載となってしまう。
『美味しんぼ』は1983年に連載開始された長期連載漫画。過去にはアニメ化もされており、数多くのファンがいる作品でもある。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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