ニコ生を代表する生放送サービスは今後どうなるのか? 配信者は各サービスに分散の可能性

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ニコニコ生放送

現在国内での生放送サービスは『ニコニコ生放送』を筆頭に数多くのサービスが存在する。しかしそんな『ニコニコ生放送』も独占的というわけではなさそうである。
現在日本ユーザー向けに展開されているサービスがどのように動向するのかを紹介していきたい。

ニコニコ生放送

日本では現在も圧倒的なユーザーが居る。しかし延長や予約に料金が掛かるなど配信者に負担が掛かるなどのデメリットもある。またiOSアプリに数多くの不具合を残しており気軽に外で配信が出来ない。この不具合は数年間放置されっぱなしである。
それでも数多くのユーザーが残っているのは凄いことである。

ツイキャス

スマートフォンでの配信を主としたサービス。もちろんPCからの配信も可能。過去にモイ社を取材したこともあるので参照頂きたい。ポイントを無料チャージ(24時間)するか課金するかで放送が行える。1ポイント1円。『ニコニコ生放送』から流れて来る配信者が多い。

ツイキャス

FC2ライブ

FC2が運営する生放送サービス。『ツイキャス』同様に『ニコニコ生放送』から流れて来る人が多い。大手になると収益も上げれることから今ではこっちをメインとして配信活動している人も少なくない。アダルトな内容も多くライトに見るには抵抗がある。

FC2ライブ

Ustream

世界的に普及しているサービス。配信者、リスナー共にユーザー数が最も多い。リスナーの質もそんなに悪くなく、各SNSアカウントと紐付いているためまともに議論することもできる。

Ustream

Stickam Japan!

2006年から運営されている老舗中の老舗。ただ後発の『Ustream』や『ニコニコ生放送』にユーザーを取られてしまった。

Stickam Japan!

アフリカTV

韓国のサービスで2006年から運営されている老舗。無料で時間制限無く放送可能でまた多額の報酬が得られる。既にAndroid、iOSアプリも公開されている。「星風船」と呼ばれる物をリスナーが配信者にプレゼントするシステム。これを購入しプレゼント。一定数貯まると換金することが可能(40%は運営が手数料として引いていく)。ただあまりにも人気を得たいがために露出したりといった問題もある。この度日本でサービス開始。

アフリカTV

以上のように、数多くの生放送サービスが存在する。生放送で生計を立てる人は『FC2』や『アフリカTV』もしくは『ニコニコ生放送』のユーザーチャンネル放送で稼ぐといった手段がある。ただこうしてズラっと見てみると『ニコニコ生放送』が普及したのが嘘のようにあまりメリットがないのである。30分延長に500円、予約に500円(レベルが上がれば無料になる)と高レベル配信者だけ優遇されるシステムとなっている。

コメントに囲まれる気持ちよさに最初はとりつかれてしまうのだろうか。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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ソル

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