電気味覚(メカAG)
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
電気味覚(メカAG)
「ニコニコ超会議で電気味覚プロジェクト、塩分そのままで塩味を変える装置展示」 2014年04月26日 『Engadget Japanese』
http://japanese.engadget.com/2014/04/25/electric-taste-project/
面白いな。フォークにスライダー付いているのがすごい。そういえばむかし、1円玉と10円玉(だっけ?)を舌で挟むとインクの味がするとかいう豆知識があったような。2種類の金属によって微弱ながら電気が発生し、それが「味」として感じられるわけですな。
なんでインクの味なのか忘れてしまった。インクじゃなかったかもしれない。ググってもヒットしないんだよな。
いまじゃこういうのを子供向けの本に書くと「硬貨を舐めるなって不衛生なことを推奨するのはけしからん!」とかいう人たちがいるから、次第に消えていく知識なのかもしれない。
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そういえばシャボン玉にタバコの煙を吹き込むという遊びも当時の雑誌とかにあったな。さすがに子供がタバコを吸うわけにはいかないので「お父さんに頼んでやってもらおう」と。
シャボン玉の表面に小さな糸の輪をつけて輪の内側だけ針とかで割ると、全体が割れずに輪の部分だけ穴が空き、煙を吹き出しながら徐々に小さくなっていく、という遊びがあって、これをやってみたくてしょうがなかったのだが、ついぞ機会がなかった。
「子供でもできそう」なのが重要だと思うんだよね。家にあるガラクタを集めれば。なんか代用品に次ぐ代用品でなんとか自分の周りにある材料で、本に載ってることを再現しようとしたものだ。で、結局にても似つかぬものになってうまくいかない(苦笑)。でもこういうのが本当の「工作」だと思う。必要なものが一式セットになっている「キット」を買ってきて組み立てるのではね…。
でも現在の風潮は真逆。子供にできそうなものは「子供が真似すると危険」だからと批判される。そんなんで子供の創造性が育まれるんでしょうかね。
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なんかこういうネット時代に積み残されて置いて行かれた文明というのがあると思うんだよね。誰か回収してくれないと失われてしまう。
時代が進むと何でも発達するとは限らない。ヨーロッパでは電話がなかった頃は郵便が1日2便配達されたという。つまりその日のうちに手紙の返事を受け取れる。でも電話が発達して、郵便にそこまでの迅速性は期待されなくなった。
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2014年05月02日時点のものです。
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