ライブありトークあり大喜利ありで大盛り上がり! 『てさぐれ!催しもの』イベントレポート
4月20日、東京都台東区ヒューリックホールにて『てさぐれ!部活もの』公式イベント『てさぐれ!催しもの』が開催された。『てさぐれ!部活もの』は、2013年10月から12月まで第1期が、1月から3月まで第2期となる『てさぐれ!部活もの あんこーる』が放送されていた。今回は第1期の公式イベントとして、鈴木結愛役の西明日香さん、佐藤陽菜役の明坂聡美さん、高橋葵役の荻野可鈴さん、田中心春役の大橋彩香さん、園田萌舞子(他)役の上田麗奈さんが登壇。イベントではトークとライブと大喜利で盛り上がった。開演前には上田麗奈さんが園田萌舞子や萌舞美、萌舞代などの声で場内アナウンスを行い、開演を待ち望むファンを楽しませていた。
イベントの司会は上田麗奈さんと松澤千晶さんが担当。また曲中の振り付け&バックダンサーは、ゆきぽよ、さっちゃそ、ぴのぴ、まりやんが担当した。
会場全員でタイトルロゴがドーン! 笑いの絶えない90分!
初めてキャスト全員が集合したイベントは『Stand Up!!!!』で幕を開けた。タイトルロゴが“ドーン!”の合唱で会場のテンションはオープニングから最高潮に。1曲歌いきったあとの自己紹介では西さんが「お昼はカメラが入ってないので何でも言い放題だー!」と今後に不安と期待を感じさせるコメントをし、歓声が沸いた。明坂さんは「このイベントに来きていて、『てさぐれ!部活もの』に金出してる時点であなたたち相当おかしいのよ!」とコメントするも、会場からはまたも歓声が湧いた。
1曲目は『ひらめいチャッチャ!』。この曲は結愛部長らしい元気でポジティブな楽曲。ソロ曲トップバッターの西さんが、会場全体が元気になるかわいい歌声で熱唱すると、会場は「チャッチャ!チャッチャ!」とコールして大いに盛り上がった。
曲と曲の間では歌い終わりキャストと次に歌うキャストの2人によるトークが行われた。トーク1発目は、結愛役の西さんとひーな役の明坂さんの3年生コンビ。トークでは、普段からてさ部”嫌いを公言している明坂さんに対し、いきなり西さんが「私は知っているんです。実は明坂聡美が『てさぐれ!部活もの』を一番愛しているということを!」とぶっこんできた。理由は、今日のイベントでつけていた髪留め。スタッフが探しても用意できなかった髪留めを自分で探してきて身につけてきていたのだ。それゆえ西さんは「“てさ部”嫌いは営業なんです!」と発言し、さらに「これから歌う曲は多分『てさぐれ!部活もの』への愛を込めて……」と続けた。明坂さんは「適当なことをベラベラと……」と照れと狼狽の入り混じった反応を見せた。
2曲目の『フウセンカズラ』はしっとりとしたバラード。青いペンライトが揺れる会場で佐藤陽菜役の明坂さんがしなやかに歌い上げた。拍手が響く中、曲の余韻を味わう間もなく高橋葵役の荻野可鈴さんが登場。荻野さんも明坂さんに対して「明坂さん本当に“てさ部”のこと大好きですよね!」と発言。荻野さんがつっかかって明坂さんが釘を刺すという、姉と妹のようなやりとりが続き会場も笑いに包まれた。
3曲目は高橋葵役の荻野可鈴さんが歌う『Call Me “Lazy”』。某アニメのEDを彷彿とさせるタイトルのこの曲は、葵にピッタリなロックテイストの曲だ。作中でいつも部活の特徴をワンフレーズで捉える葵を象徴するかのように、荻野さんがひたすら“Lazy”を熱唱、その熱に呼応するかのように会場も盛り上がった。歌い終わると大橋さんが登場し、今度は“ゆとり”組のトークパートがはじまった。「歌詞を覚えるのが苦手」という大橋さんは「もし歌詞を忘れたら“どんちき”って言います」と発言、さらに会場全体で「どんちき└(^ω^ )┐♫ ┌( ^ω^)┘♫どんちき」の大合唱が始まり、笑い声と共に約500人の“どんちき”が鳴り響いた。
ソロ曲の最後は、田中心春役の大橋彩香さんの『心春日和』。優しいメロディに乗せて大橋さんが見事に歌い上げる。が、やはりオチのお腹の音は欠かせない。しかし、何故生ハムなのだろうか……。
半年間でレベルアップ!? ハイレベルなあるある大喜利
4人がそれぞれのキャラクターソングを歌い終わると、お待ちかねの大喜利コーナーへと移行した。この回でのお題は「新しい陸上部」。半年間みっちり取り組んでいただけあって、大喜利のネタも、ネタを広げる話術もレベルが上がっており、会場はもちろん記者も終始笑いっぱなしであった。しかし、お伝えできる範囲のネタがなかなかなく、“ちゃっちゃー”なネタや“どんちき”なネタが多かったため、詳細はご想像にお任せする。今回は、お伝え出来る中から個人的にツボにハマったネタ、やりとりを3点ご紹介しよう。
■上田さんのボケを……
上田:ドーピングが厳しすぎるので、血を抜かれすぎて全然走れない。
西:じわじわくるね(笑)
明坂:だって、顔面蒼白でヒョロヒョロの……そういう男性はタイプじゃないの?
荻野・大橋:……いや、ドーピングってなんだろう? って。
(会場爆笑)
大橋:最初テーピングかと思って! でもなんか違うと思って。
荻野:私、フライングと勘違いしてました!で、血を抜かれて、なんとおっしゃいましたっけ?
明坂:(笑)だから!血を抜かれてヘロヘロになっちゃって走れないっていう。
荻野:そりゃそうだろうね。
大橋:要するにおバカという。
西:おバカはお前らだよ!
■ランナーズハイ=こはるんのテンション説
西:みんな日頃からずっとランナーズハイだー。
大橋:どういうことですか?
(会場笑)
明坂:その素直さは時に凶器だからね。
大橋:ずっと何も感じないみたいな?
荻野:走りすぎておかしくなっちゃうやつですよね!
西:そうそう、ずっとこはるんみたいな状態(笑)
(会場爆笑)
明坂:あれ、ランナーズハイだったのかしらね。
大橋:じゃあイケメンズハイってことで。
西:なんでもイケメンつければいいってもんじゃないだろ!
■1期8話「生命の誕生です!」からの
西:(無茶ぶりでいきなり)おや、こんなところに萌舞左衛門がいるよ?
上田:走り幅跳びの砂場で常にウミガメたちが産卵している。
(会場爆笑)
大橋:生命の危機ですね。
(会場爆笑)
明坂:テニス部で色々なものが生まれている最中に陸上部では……。
他にも秀逸なネタが多数披露されたが、幸運にも観ることが出来たファンの方々はそっと胸に閉まっておいて欲しい。大喜利パートの最後に「ちゃっちゃーなネタ言っとけばよかった!」と言いだした西さんは、駆け込みで準備してきたネタを披露。さらに明坂さん、大橋さんもちゃっちゃーなネタを続けて披露し、大喜利パートは終了した。
ミニイベントから渋谷公会堂まで! まだまだ続くよ!
また、『てさぐれ!催しもの』では5月からミニイベントを開催することや、9月に渋谷公会堂でのイベント決定も発表された。BD2巻の特典やお友達コメンタリーに本多真梨子さんが登場することなど、新情報も目白押しであった。普段のアフレコ現場の雰囲気も垣間見えたイベントの最後はエンディング曲である『12ヶ月』を披露して終了。色々な発言が飛び出して終始笑いが絶えないイベントであったが、『12ヶ月』を見事に歌いあげてキレイに浄化した。
放送が終了してもなお勢いのある『てさぐれ!部活もの』。様々なコラボやイベントなど、むしろ勢いを増しているようにも思える。今後のイベント詳細や、リリースなどの最新情報は公式サイトやTwitterでチェックしよう!
てさぐれ!部活もの 公式サイト
http://www.ntv.co.jp/tesabu/
てさぐれ!部活もの 公式Twitter
https://twitter.com/tesabu[リンク]
ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621
TwitterID: srbn
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